政治そのほか速
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ここ数年における、大変悲惨な国際ニュースは、エボラ出血熱の前例にない大流行の震源地である、西アフリカから伝えられることがしばしばでした。その地域の医療の専門家と国際的な医療の専門家の両方が、ウイルスの拡散を食い止めるために駆けずり回っていますが、彼らは非常にストレスの多い状況で、自分の不安とのバランスを取らなければなりませんでした。米誌『Popular Science』は、シエラレオネ英国赤十字社で感染症の医師としてボランティア活動をしたAlex Kumar氏に、その重い負担にどのように対処したのかを尋ねました。
── なぜシエラレオネでボランティアをしようと決めたのですか?
Alex Kumar:私にとっては、選択したというよりも単純に、「もし私が役に立てるのであれば、絶対に行くんだ」というような気持ちだったのです。
── 医療訓練はもちろん既にご経験でしょうが、ご自身のストレスを管理するために何か特別な訓練をする必要はありましたか?
Kumar氏:自分でしっかりと理解していなくてはなりません。自分自身のこともそうですが、特にこれからどこに行くのか、ということについてです。それさえしっかりしていれば、ある程度落ち着いていられます。浜辺の五つ星のホテルに慣れているような人には、難しいかもしれませんが。普段から変化に順応できる人は、大丈夫でしょう。こうした環境の中では、リスクは非常に高いものです。ミスが生じてしまい、自分自身がエボラ出血熱にかかってしまう可能性もあります。ですから、対処するには自分を十分に理解し、自分が行こうとしている場所の全てのリスクを常に意識する必要があります。私は、不測の事態に対処するには、そういった知識と経験が役立つと考えます。
── 患者さんが自分の病気について感じている不安についてはどのように対処されていますか?
Kumar氏:患者さんには、一緒にいて、話をすることができる人たちがいます。現地スタッフの何人かは、文化の壁が少ないので、私たちのような国際スタッフよりも、患者さんと話をすることにとても長けています。彼らと話をすることは、患者さんにエボラセンターで治療を受けている経験を共有してもらう良い機会です。そして、それは社会に戻ることを納得させるのに、非常に重要です。というのも、患者さん達は、恐れや誤解に向き合わなくてはいけないからです。
── ストレスや不安といった気持ちと同様、もし圧倒されてしまった場合は、少し現場から距離を置くような時間は取れるのでしょうか?
Kumar氏:そのための方法はたくさんあります。…