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[ベルリン 21日 ロイター] – 米大統領経済諮問委員会(CEA)のファーマン委員長は、ギリシャがユーロ圏を離脱すれば世界経済が大きなリスクにさらされると警告した。
同委員長は訪問先のベルリンでロイターのインタビューに応え、「ギリシャがユーロ圏から離脱すれば、同国経済が損なわれるだけはなく、世界経済も非常に大きく、かつ不必要なリスクにさらされることになる」と述べた。
ギリシャのユーロ圏離脱の可能性については、ドイツのショイブレ財務相が前週、訪問先のニューヨークで、離脱したとしても影響の波及は限定されるとし、ギリシャから出てくる可能性のあるいかなるニュースも市場はすでに織り込んでいるとの見方を示している。
ただファーマン委員長は、「情勢が急速に変化する可能性があるため、ある時点の金融市場の状態に安心することはあってはならない」とし、投資の減退や市場の不安定化につながりかねない「大きなテール・リスク」が明らかに存在していることから、ギリシャのユーロ圏離脱は回避する必要があるとの考えを示した。
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