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今年1月30日に2015年のモータースポーツ活動を発表したトヨタ自動車。
2017年から「WRC世界ラリー選手権」に18年ぶりに復帰参戦するとしており、ヤリスをベースとしたWRC参戦車を開発するなど、着々と準備を進めています。
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またルマン24時間耐久レースにも「TS040 HYBRID」で参戦を継続する意向とか。
トヨタの創業者である豊田喜一郎はかつて自動車メーカーがモータースポーツ活動に取り組む意義について「オートレースは、単なる興味本位のレースではなく、日本の乗用車製造事業の発達に必要欠くべからざるもの」と述べていたといいます。
同社は2009年に、より地域に密着したマーケティング機能を発揮すべく、100%子会社として「TMSM」(トヨタモーターセールス&マーケティング)とその傘下の「TMJ」(トヨタマーケティングジャパン)を設立。
昨年1月には「レクサスレーシング」、「トヨタレーシング」、「GAZOO Racing」の各レース活動を豊田章男社長が直轄する「TMSM」の傘下に集約。
そしてさらに今月4日、この「TMSM」をトヨタに統合すると発表しました。
設立から5年を経てトヨタを取り巻く環境も変わる中、同社がこれまでに培ってきた専門性・機動性の向上などの成果を活かしながら同社の中長期戦略に結び付けることにより、マーケティング施策展開力をさらに高めていくとしています。
トヨタに本部を設け、それぞれの領域で推進してきたモータースポーツ活動を集約。
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創業の精神に立ち返り、改めてモータースポーツ活動を「もっといいクルマづくり」の軸足として位置付け、戦略的なマーケティング、技術開発のもと、「もっといいクルマづくりに向けた人材育成」、「クルマファンの拡大」を加速させる模様。
4月1日から業務移管を開始して7月1日にトヨタに統合される予定で、TMSMの100%子会社であるTMJ及び、デルフィス、アムラックストヨタ、トヨタオートモールクリエイトはTMSMのトヨタへの統合後、それぞれトヨタの100%子会社となるそうです。
■TMSM Webサイト
http://tmsm.jp/
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