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[東京 18日 ロイター] – 原子力規制委員会は18日、九州電力(9508.T: 株価, ニュース, レポート)川内原発1号機の設備・機器類の詳細設計を定めた「工事計画」を認可した。新規制基準適合性審査における認可項目の一つで、再稼働に向けた手続きが一つ進んだ。
新規制基準審査は、設備・機器類の基本設計を確認する「設置変更許可」と工事計画、運転管理体制などをチェックする「保安規定認可」の3つの審査で構成する。
九電は昨年9月、原子力規制委から川内1、2号機について事実上の「合格証」といえる設置変更許可を受けた。九電は4月中旬をめどに2号機の工事計画と1、2号機の保安規定に関する必要書類を規制委に提出するという。
3項目の審査とは別に、再稼働に向けた規制上の手続きとして、原子力規制庁が設備や機器類を現地で確認する「使用前検査」がある。九電は1号機を優先して再稼働させる方針で、近く同検査に関する申請を行うとしている。
規制委・規制庁は、1・2号機について使用前検査とは別に保安規定に関する審査を行う。
(浜田健太郎)
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