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[東京 18日 ロイター] – 財務省が18日に発表した2月貿易統計速報によると、貿易収支(原数値)は4246億円の赤字となった。原油価格の低下で輸入が2カ月連続で減少したことなどが影響し、貿易赤字額は前年比47.3%減とほぼ半減した。赤字は32カ月連続。
中国の春節(旧正月)の時期のズレが輸出・輸入両面で響いた。
<輸出は底堅く、6カ月連続で増加>
輸出は前年比2.4%増の5兆9411億円。6カ月連続で増加した。数量ベースでは春節がマイナスに寄与したが、米国向けなどが好調で、全体としては「底固さ」を維持した。
品目では自動車(8.8%増)、半導体等電子部品(10.1%増)、金属加工機械(14.0%増)などが増加。地域別では、米国向け輸出は前年比14.3%増と6カ月連続で増加。中国向け輸出は同17.3%減と6カ月ぶりに減少した。
為替レート(税関長公示レート平均)は1ドル118.12円で、対前年比14.9%の円安だった。
<輸入は2カ月連続減少、原油安が響く>
輸入は前年比3.6%減の6兆3657億円。春節時期のズレがプラスに寄与したが、原油価格の低下が相殺し、全体としては2カ月連続で減少した。財務省では「(原油価格低下による)輸入減少傾向は当面残る」(財務省筋)とみている。 続く…
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