政治そのほか速
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川崎市に住む主婦の実樹さん。今日は1歳半の娘を連れて都内の美術館に来ました。絵画を鑑賞した後はちょっとテラスで一休み。娘にご飯を食べさせながらスマホでメールをチェックかと思いきや・・・
「“買い物メモ”っていうのがあって、よく買う物を入れてあるんですよ」(主婦 実樹さん)
実樹さんが利用しているのは、大手スーパー、イオンのインターネット通販です。いわゆる“ネットスーパー”と呼ばれるものです。
「ジュースとか飲み物類、あとオムツとか大きい物を。普通の水、ケースまとめ買い。こんなのは絶対に持って帰れない」(主婦 実樹さん)
ネットスーパーは、基本的に自宅近くにある実際の店舗にネットで注文し、自宅まで届けてもらう仕組みです。一日に複数の便があり、最短で当日中に届けてくれます。
「すごく便利です。電車の中とかで頼んでしまったりとか、(長男が)幼稚園から帰ってきてから買い物に行くよりは、家でちょっと遊んであげたりもできるし」(主婦 実樹さん)
ネットスーパーは大手各社が参入し、競争が激化しています。パソコンやスマホなどを使った通信販売の市場は年々拡大していて、2016年には8兆4300億円を超えると予測されています。
そんな中、セブン&アイ・ホールディングスはネットスーパーに特化した専用店舗を開設します。一見、普通の倉庫のように見える建物が今月8日にオープンする西日暮里店です。これまでイトーヨーカドーのネットスーパーの空白地だったエリアに出店します。
これまでの店舗では、注文があると従業員が伝票を確認しながら店頭から商品を1つ1つ集めていました。それがこの店では、専用端末にすべての注文を集約し、ベルトコンベアーで商品を流します。この結果、既存の店舗のおよそ5倍の注文に対応できるといいます。
「2017年までにはネットスーパー事業の売り上げの約2倍、1000億円を目指す」(イトーヨーカ堂 戸井和久社長)
一方、国内で初めてネットスーパーに参入した西友は商品をロッカーで受け取れるサービスを年内に始める予定です。
「都内に多くの店舗があるので、駅前や実際の店舗の前など、多様なシチュエーションに対応できる受け取りサービスを展開できるかと」(西友ドットコム事業本部寺本中マネジャー)
西友のネットスーパーは自宅で商品を受け取るシステムです。外出時には受け取れなかったため、利用に制限がありました。…