政治そのほか速
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*12:20JST 後場に注目すべき3つのポイント~好需給銘柄には買い戻しへの思惑が強まりやすい
23日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・需給妙味の大きい銘柄等は買い戻し強まる
・ドル・円は120円03銭付近、FRB早期利上げ観測の後退で上げ渋る展開
・東証1部大型株指数の上昇が目立つなど、主力株主導の展開に
■需給妙味の大きい銘柄等は買い戻し強まる
日経平均は大幅に続伸。209.49円高の19769.71円(出来高概算9億7000万株)で前場の取引を終えている。先週末の欧米市場の上昇が好感される格好から19600円を回復して始まった日経平均は、その後もじりじりと上げ幅を拡大させている。指数インパクトの大きいところでは、エーザイ<4523>がストップ高となり日経平均を押し上げている。米バイオジェンがアルツハイマー病の治験薬に病気の進行を遅らせる効果が認められたことを受けて急伸しており、好材料視されている。その他、ファーストリテ<9983>、京セラ<6971>、スズキ<7269>、KDDI<9433>、トヨタ自<7203>などが強い。
セクターでは医薬品のほか、鉱業、その他金融、その他製品、輸送用機器、倉庫運輸、卸売、ガラス土石、空運、ゴム製品などが強い。一方で海運、パルプ紙、電力ガスが小安い。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。
日経平均はじりじりと上げ幅を拡大させており、15年ぶりの水準を連日で更新している。エーザイ<4523>のインパクトが大きいが、ストップ高買い気配となっているため、明日の上昇も想定した形で先物市場にヘッジ買いなども入りやすいか。また、朝方こそ売り買いが交錯していたが、先週動意が見られていた任天堂<7974>、ディーエヌエー<2432>、ミクシィ<2121>なども強い値動きをみせてきており、需給状況は明るいだろう。
配当志向の物色のほか、需給妙味の大きい銘柄等は期末接近で買い戻し等への思惑が高まりやすい。その他、新年度相場への期待感も大きいため押し目買い意欲は強く、高ROEやJPX400に関連する銘柄への買い意欲も強そうだ。
■ドル・円は120円03銭付近、FRB早期利上げ観測の後退で上げ渋る展開
ドル・円は120円03銭付近で推移。ドル・円は、米国連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測が後退したこと、3月期末決算に向けた本邦機関投資家のリパトリ(外貨建て資産売却・円買い)などで上げ渋る展開。安倍首相と黒田日銀総裁のランチ会談が注目されている。…