政治そのほか速
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2015年4月24日、東京お台場でSLUSH ASIAが開催されました。SLUSHは2008年からフィンランドで開催されているテクノロジーの祭典で、2014年は1万3000人を動員する規模になりました。アジアでの開催は今回が初めてです。レポート第1弾は、デザインファームIDEOの共同経営者トム・ケリー氏によるキーノートスピーチをお送りします。ライフハッカーは2014年、IDEO Tokyoのチームをゲストに迎えて、夜の学校「Night School」を開催し、約100名の読者とデザイン思考を学ぶワークショップを行いました。
私たちの経営するIDEOは現在青山にオフィスを構えています。本社には650人あまりの社員がいますが、今回はIDEOではなく、皆さん自身に関わるお話をしましょう。
1.最も大切なのは、創造性に対する自信を持つこと
私はこれまでの7年間、クリエイティブ・コンフィデンス(創造性に対する自信)に関する取り組みをしてきました。クリエイティブ・コンフィデンスは、本来ならば誰でも持っているはずです。証拠は小学校。みんな行きましたよね? そこでいろいろな物を作ったと思います。
私が提唱したいことは、子どもの頃と同じような創造性を人生でずっと持ち続けるということなんです。そのことについて書いたのが『クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法』で、すでにこの本についてのインタビューを100回以上受けています。
2.行動に移す勇気を出すこと
アイデアがあったら手をあげないといけません。しかし、会議室を見回してやっぱりやめてしまったり、「今これを言ったらバカにされるかもしれない」「キャリアに傷がつくかもしれない」と考える人は、特に日本に多いです。
最近の調査によると、日本は世界で最もクリエイティブな国ということが明らかになりました。東京は1番クリエイティブな街としてランクイン。でも、いざ来日して日本人に話を聞くと、本当にそうなのか疑わしくなってしまうことがあります。私が言いたいのは、手を上げるという勇気は、時としてアイデアそのものより大事だということです。
クリエイティブなアイデアを形にするということは、他の人と違う、自分オリジナルの物を作ること。そして、人々の行動をよく観察することや、ぱっと浮かぶアイデアでもよく考えて他の人が気にしないようなチャンスを見ることに他なりません。…