明治大学は、友人との交流や情報交換で利用するSNSを安全に活用するための留意点をまとめた「明大SNSスタイル」（学生生活編）をWeb上に公開した。架空の明大生をマンガの主人公にし、起こりやすいトラブルなどを紹介している。
　
　　明治大学では2013年に、学生や教職員がソーシャルメディアを適切に利用するように考え方や留意点をまとめた「ソーシャルメディアガイドライン」を策定。身近な問題として認識を高めてもらうために、マンガ事例集「明大SNSスタイル（就活編）」を2014年4月に公開。就活時に使用するスマートフォンで、身近に潜む危険な落とし穴について紹介した。
　
　　今回公開された「学生生活編」は、写真をSNS上に公開するときの影響力やプライバシーの保護についての提言や、会合の集合時間を違うグループメールに送信して迷惑をかけるなど、学生生活で起こりうる状況をマンガにして紹介している。
　
　　「明大SNSスタイル」は大学のホームページからダウンロードでき、パソコンやスマートフォンで見ることができる。今後もキャンパスライフのさまざまな場面に応じた事例集の作成を検討していくという。