政治そのほか速
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「寒くて、痛かったね」「助けてあげたかった」。川崎市川崎区の多摩川河川敷で殺害された中学1年の上村(うえむら)遼太さん(13)の身元が判明して2週間。現場には今も花束や手紙を供え、涙を流し、祈りを捧げる人々の姿が見られる。
【写真】上村遼太さんの遺体が見つかった多摩川河川敷には、暖かい上着も供えられていた=7日午前、川崎市川崎区、白井伸洋撮影
上村さんが大好きだったバスケットボール。天国で食べたり遊んだりするためのお菓子やプラモデル。裸で放置された上村さんに暖かくしてほしいと、ダウンジャケットや毛布、使い捨てカイロも。鎮魂の思いを込めた供え物の山は、日に日に大きくなっている。
7日午前には、雨が降る中、岩手県北上市から20歳前後の男性3人が訪れた。「弟が中学生。ひとごとではない」「こんな平和な日本で、こんなことが起きてはいけない」などと話した。静岡県長泉町からは中学1年の女子2人が訪れた。1人はバスケ部。「同い年なのに、上村さんは何倍もつらい思いをしてかわいそう」と花を手向けた。