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3月3日に放送された「そうだ旅(どっか)に行こう」(テレビ東京系)のロケで、ローラはすっぴんで出演していた。
すっぴん晒しなど今時なんの価値も感動も与えられないが、そのへんの若手女子アイドルやタレントが自身のブログで「はーい、これが私のすっぴんです!」と嘘臭くやっているのとローラのそれは、わけが違った。(文:みゆくらけん)
■「生意気さ」感じさせないソフトなタメ口
だいたい、ブログですっぴん晒すって、何? 静止画で、一番イケてる角度でもって、いい感じに明るさを調節したものを果たして「すっぴん」と呼べるのか? ローラは正々堂々と、動画ですっぴんを晒していたのだ。
スタジオの出演者からは「すっぴんでも変わらない」「うらやましい!」と絶賛されていたが、ロケ中のローラ本人はすっぴんでいることすら忘れているかんじで超自然体。
「飛行機に乗り遅れて遅刻してきたから、メイク時間を省いてきました」
的な、それ以上でもそれ以下でもない清々しさ。またこのすっぴんが、カワイイのである。お肌の血色こそ普段とは違うけど、寝起きのローラってかんじで幼くてキュート。残念感を1ミリも感じさせないのだ。
考えてみたら、ローラほど最強のタレントはいない。「照れ」が入った独特のローラスマイルに、「生意気」を微塵も感じさせないソフトなタメ口。つい最近、ダレノガレ明美が同じようにタメ口を喋っても、ローラと自分ではあたりが違うと言っていたが、そんなもんは当たり前なのである。
普通ならマイナスイメージになる「タメ口」も「すっぴん」も「ぶりっこ風味」も、そして「父親の逮捕」ですらローラに傷を与えない。むしろ、健気で愛らしいキャラに思わせてしまうのである。
■無邪気さのウラに備える「究極の意外性」
もうひとつ付け加えると、老若男女から愛されるあんなに無邪気なローラなのに、実は体がエロいという最強カードを持っている。タンクトップから見えるエクササイズ中の胸の谷間、CMで見せる超美脚。
それらは「子どもなローラ」から一気に「オンナのローラ」を意識させ、男たちに性の対象であったことを思い出させる究極の意外性なのである。最初からエロスを感じさせていた女よりよっぽどエロい。ローラ、最強である。
ところで「すっぴん」で思い出したが、IKKOがたまにすっぴんでテレビに出てるの、なんでなのか誰か知っていたら、教えてほしい。メイク時とのオン・オフ差が激しすぎて、どういう気持ちで見たらいいのか戸惑ってしまうのだ。あのすっぴんに意味があるようにはとても思えないし、なんかもう、ただ開き直ったおっさんがそこにいるってかんじなのである。とにかくキツい。IKKO、ちゃんとして!!!
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