政治そのほか速
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「瑞風」デビューまでつなぎ役をします―。JR西日本は23日、ファンに惜しまれつつ13日に引退した豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」を、団体専用臨時列車として5月中旬から運行させると発表した。JR西は「トワイライトの遺伝子を受け継いでいく。とりあえず1年間ほど走らせ、今後のニーズを測りたい」としている。
琵琶湖を1周し、山陽線を通るルートで、大阪―下関間を30時間弱かけてゆっくりと走らせる。7月以降は山陰線を通るルート(未定)も加える予定だ。
寝台車は「スイート」と「ロイヤル」ばかりを集め、食堂車、サロンカーなども連結して9両で編成。
千葉県袖ケ浦市の障害者施設で入所者の男性=当時(19)=が虐待を受けて死亡した事件で、傷害致死罪に問われた元職員行方孝美被告(24)の裁判員裁判の判決が23日、千葉地裁であり、西野吾一裁判長は懲役6年(求刑懲役8年)を言い渡した。
西野裁判長は暴行と被害者の死亡に因果関係があるとした上で、他の職員も暴行に加わったとする被告の供述は信用できないと判断。「本来は被害者を守るべき立場にもかかわらず、激高して暴行に及んだ行為はあまりにも短絡的」と述べた。
判決によると、行方被告は2013年11月24日午後3時ごろ、県立袖ケ浦福祉センター養育園で、入所者の男性が大声を出したことなどに激高し、腹部を数回蹴って傷害を負わせ、26日未明に死亡させた。
下村博文文部科学相は23日、埼玉県和光市の理化学研究所を視察後、野依良治理事長(76)の退任人事を24日の閣議に提案する考えを明らかにした。続いて記者会見した野依理事長は、STAP細胞問題による引責辞任を否定した。後任には松本紘前京都大学長(72)が就任する見通し。
野依理事長は会見で、「人事については話せない」と述べるにとどまった。退任理由も明かさず、引責辞任の可能性を問われると「研究組織の長の引責は皆無」と否定した。
STAP細胞問題で、理研の運営・改革モニタリング委員会は不正再発防止策を承認しており、野依理事長は「粛々と進めなければならない」と述べた。
過去に自身の離婚訴訟を担当した女性裁判官に「制裁を与える」などとする脅迫文を郵送したとして、警視庁公安部は23日、暴力行為等処罰法違反の疑いで、福井市中野の職業不詳山部彰一容疑者(67)を逮捕した。容疑を否認しているという。同容疑者は脅迫文の中で、右翼団体とみられる名称や右派系市民グループの名前を使用しており、公安部が詳しく調べる。
逮捕容疑は、2014年12月24日と今年2月16日の2回、福井県内から東京地裁の30代の女性裁判官に「事実に反するデタラメな裁判を行う無能な裁判官は社会の悪害。思想に基づき制裁を与える」などと記載した脅迫文を郵送し、脅迫した疑い。
公安部によると、女性裁判官は11年12月、福井家裁で山部容疑者の離婚訴訟を担当し、同容疑者敗訴の判決を出していたという。
2014年に全国の警察が捜査本部を設置した事件は40件で、前年より15件減ったことが23日、警察庁のまとめで分かった。統計の残る1979年以降で最も少なく、初めて50件を下回った。同庁は「強盗殺人など対象となりうる事件の発生そのものが大幅に減ったため」と分析している。