政治そのほか速
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他人が運転する車の助手席に乗るとハラハラする。ふだん車を運転する人には、そんな経験も少なくないだろう。自分の運転の仕方と違うので、不安になるからだ
▼自分では気づきにくい運転の癖がスマートフォンで分かると聞いて試してみた。専用のアプリを起動して運転すれば、ハンドル操作やブレーキ、右左折など5項目の診断をしてくれる
▼その結果、「ハンドルの回し方が急なときがある」「右左折前の減速ができていない」と指摘された。走行記録も残り、急ハンドルを切った場所が地図上に示されていた。速度もグラフ化されている
▼まるで運転する姿を見られていたかのようだ。GPS(衛星利用測位システム)と加速度センサーを利用し、アクセルやブレーキ、ハンドルの操作を計測して解析する仕組みという
▼運転の癖に着目した日本初の自動車保険も発売され、今日から適用される。急発進や急ブレーキが少ない運転をすれば、保険料が2割まで返金される。
専用の計測器を車に設置して得られたデータをもとに判定する。運転の仕方で保険料が変わる保険は欧米では既に普及し始めている。日本でも国が交通安全推進のため後押しする方針だ
▼助手席から悪い癖をたしなめられると腹も立とうが、機械に指摘されれば素直に受け止められる。人間の困った癖かもしれない。
(2015年03月01日 08時56分 更新)
http://www.sanyonews.jp/article/140348/1/?rct=column