政治そのほか速
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日中韓の歴史問題をめぐる対立について、シャーマン米国務次官が3か国すべ
てに責任があるとの立場を示したことが韓国で波紋を呼んでいる。
日本との論争で米国の支持を後ろ盾にしたい韓国は、米国が必ずしも味方では
ないとも受け取れる発言に衝撃を受けている。
シャーマン氏は2月27日、ワシントンでの演説で「国家主義者的な感情を
活用し、政治家たちが、かつての敵をけなして安っぽい拍手を浴びるのは難しい
ことではない。だが、そのような挑発はマヒを引き起こし、先に進むことはない」
と指摘した。日中が尖閣諸島をめぐって緊張を高めていることや、中韓と日本が
いわゆる従軍慰安婦に関して争っていることなどを例に挙げ、「理解はできるが、
イライラさせるものでもあった」と述べた。ソウル=豊浦潤一 YOL
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150302-OYT1T50131.html