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インディーパブリッシャーのtinyBuild GamesのMike Rose氏は「How YouTubers and Twitch Streamers Can Help Sell Your Games」(YouTuberやTwitchのストリーマーはどうゲームを売る手伝いが出来るか)と題した講演をGDC 2015の3日目に行いました。
Mike Rose氏は米国のゲーム業界紙Gamasutraの記者などを経てtinyBuildにジョインした経歴を持ち、メディア側とパブリッシャー側の2つの視点から、ゲームプロモーションの中で大きな地位を占めつつあるYouTubeやTwitchで活躍する実況プレイヤーについて語りました。
tunyBuild GamesのMike Rose氏
Rose氏はまず事例を用いながら実況プレイヤーの強さについて語りました。入国審査官をテーマにしたアクションゲーム『Papers,Please』や超高難度のアクションとして話題になった『Flappy Birds』らは実況プレイヤーに取り上げられてから人気が爆発的に広がったそうです。
さらに『Race The Sun』(NerdCubed)、『Skulls of the Shogun』(Big Russian YouTuber)、『10 Second Ninja』(TotalBiscuit)といった作品が実況プレイヤーに取り上げられる事で売り上げやダウンロードが大きく伸びたそうです(カッコ内は取り上げた実況プレイヤーの名前)。
また、tinyBuildのラン系横スクロールアクション『SpeedRunners』はメディアからのレビューは良かったものの伸び悩んでいたそうですが、実況プレイヤーによって取り上げられスパイクしたとのこと。本作は世界一の影響力とも言われるPewDiePieもプレイし、その日に歴代最高の売り上げを記録したそうです。
Rose氏はメディアとしてのTwitchの影響力を理解する必要があると言います。Twitchはゲーム専門の動画実況ちゃんねるとして同時接続100万人、月間アクティブユーザーは実に1億人という規模にまで成長しています。『League of Legends』『HearthStone』『Counter-Strike: Global Offensive』といった作品の興隆はTwitch抜きには語れません。…