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トランスコスモスの元契約社員が、同社内コールセンター施設から、業務を委託されている企業の顧客情報23名分を外部に持ち出した可能性がある、とトランスコスモスが17日に発表している。
業務を委託した企業とはベネッセコーポレーションのことだ。
トランスコスモスでは企業のカスタマーサポート業務をベネッセから委託されているが、元契約社員は、その業務でオペレータを担当していた。2014年2月から勤務していたが、2015年1月28日に懲戒解雇されている。
元契約社員は、顧客情報持ち出しではなく別件で逮捕されたが、警察の捜査が進むうちに、元契約社員のスマートフォンから、ベネッセの顧客情報と思われる記録が見つかった。
その記録を調査したところ、2014年3月ころから8月ころにかけ、ベネッセの顧客情報の一部を業務時に閲覧、23名分を紙に書き写し、自身のスマートフォンに登録した。
持ち出された情報は、顧客の名字、電話番号などで、一部は名前、住所、生年月日も含まれるが、口座番号などの決済情報は含まれていない。また、現時点では、第三者にこれらの情報が渡った事実はない。
一方、経済産業省は同日、トランスコスモスに対し、同社の顧客情報漏えいについて、個人情報保護法に基づく報告を求めた。
ベネッセは、2014年7月の顧客情報大量流出で、プライバシーマークを取り消されている。