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神戸市の専門病院で生体肝移植を受けた患者8人中4人が死亡した問題で、臓器提供者(ドナー)の1人に、重い合併症が起きていたことが26日、関係者への取材でわかった。太い血管の一部に血の塊が詰まり、再手術を2度受けていたという。生体移植は健康な人が臓器を提供するため、再手術は異例の事態だ。
神戸国際フロンティアメディカルセンター(KIFMEC)で、昨年12月から今年3月末までの生体肝移植の7例のうち4例で患者が死亡したのを受け、専門医でつくる日本肝移植研究会が調査しており、報告書をまとめた。
関係者によると、重い合併症が起きていたのは7例目の移植のドナー。研究会の報告書では「問題なし」と評価されていたが、評価後に新たに判明した。
院長の田中紘一・京都大名誉教授(73)の説明によると、このケースでは、肝臓と、胃や腸をつなぐ血管に血の塊ができ、この血管の再建手術を2度実施。手術は成功し、快方に向かっているという。