政治そのほか速
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人はあまり上手に自分自身を評価できないものです。自分ではうまく評価できると思いがちですが、実はてんでダメなのです。「自分はそんなことはないよ」とお思いなら、社員の査定面接を思い浮かべてください。彼らは低評価に対しては、虚ろな眼差しと徹底的な否定で応えるでしょう。
Columbia Business School のDaniel R. Ames 教授と博士号取得候補者のAbbie W. Wazlawek が参加者同士が交渉事を行うセッションを設け、調査を行っています。彼らは参加者に対して、自分自身とパートナーの双方に関して、どの程度自己主張が強かったかを「過小」「適切」「過剰」の中から評価してもらいました。面白いことに、参加者の自己評価はパートナーによる評価と一致しないケースが多く見られました。
つまり、あなたも身勝手な人間でありながら、そのことに気づいていない可能性が高いということです。そんなはずはないと思われますか? この記事をお読みになってもそう思われるでしょうか?
1.特別待遇を受けている
私は何度か企業の広報担当から「うちの社長がいかに上手に母親業と仕事を両立しているかについて、記事を書いてみませんか?」と依頼されたことがあります。「彼女は会議中に授乳し、決して親子クラスを欠席することもなく、それでも1000万ドルの投資を獲得したのです!」という具合にです。
こういったメールに対して私はいつも「彼女の経営している会社では、ほかの社員も子どもを会議に連れて行くことを許可されているのですか?」という質問で回答します。その時点で、広報担当はすごすごと引き下がります。その理由は、自分は上司という立場を利用して会議に赤ん坊を連れてきておきながら、社員が自分の赤ん坊の世話をするために週に1度だけ早退することには目くじらを立てるのが現状であり、それは身勝手な行動だからです。
2.社員に辞職を強要している
誰かを解雇した際、辞表をもらっておくのは一見「上手い」やり方ですが、実は身勝手な行動なのです。辞表をもらっておくのは、失業に関して争いになったとき勝つためなど、あなた自身を有利にするための理由からです。無理に辞表を出させる見返りに、退職金やその他実際に価値のあるものを提供しないのであれば、それはまさにあなたの身勝手な行動なのです。
3.自分は決して悪くないと思っている
「すみません、私の間違いでした」と1度も言ったことがない人がいるのなら、その人は身勝手な人間だといえます。…