政治そのほか速
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土曜の「ウイニング競馬」(テレビ東京)でお馴染みのピン芸人、キャプテン渡辺さんはギャンブル絡みの貧乏暮らしが20年も続いている。
若い頃から競馬もパチンコもやってました。でもどちらも勝てず、22歳で初めてアコムで5万円借りてから、借金とともに生きてきた感じです(笑い)。消費者金融のカードが打ち出の小づちに思えちゃって、すぐに4社合計で100万円になりました。
競馬は勝ててなかったけど、26か27歳の時、GⅡレースで100万円勝ったんですよ。万馬券になった3連複のほか、いろいろ買ったのを合わせて。それで借金を全部返済したのに、それから賭け金が尋常じゃなくなって、3カ月後に借金が150万円になって(笑い)。これ、リバウンドですよ。お笑いに身を捧げないでギャンブルに身を捧げちゃってた(笑い)。
ただ、パチスロで勝てた時代もあって、バイトで16万円、パチスロで7万円稼げたら、利息の5万円を払っても生活できた。でも、「お金を借りる」ってことが癖になって、2度、家賃滞納で部屋から追い出されています。当時、僕とトリオを組んでいたメンバー2人が2間で一緒に暮らしていたので、居候させてもらい、台所で1年暮らしました。33歳の男が台所で、硬い衣装ケースをベッド代わりにして寝てるって、地獄じゃないですか?
■「最近は先輩芸人じゃいさんに借りています」
こういう話をすると「どんな節約してたんですか」と聞かれますけど、ギャンブラーはまったく節約しないんです。明日、パチンコに平気で1万円突っ込むのに、今夜のご飯を抜いて500円節約する必要があるのか、と思う。だからご飯はキッチリ食べてたし、“貧乏レシピ”もありません。聞いてて腹立つでしょ? だけど、借金もできない状況になった時は、百均のカップ麺とバナナと水道水で満腹にしてましたよ。
今はもう消費者金融では一切借りず、知人に借りてます。ギャンブル芸人仲間のインスタントジョンソンのじゃいさんは僕と違って、ギャンブルが強い。だから、最近はじゃいさんにお金を借りてます。
額が20万円になった時、普通なら「働いて返せよ」と言うのに、「競馬で勝って返せよ」と言ってくれた。でも、また負けて、また借りて、「競馬で勝って返せ」と。その繰り返しで、今では合計額が150万円に。アイフルならぬ「じゃいフル」と呼んでます。じゃいフルの限度額が150万円らしく、もう借りられなくなってるけど(笑い)。…