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93歳にして今なおファッションアイコンとして影響力を持つアイリス・アプフェル(Iris Aphel)のドキュメンタリー映画「Iris」が4月29日全米で順次公開される。監督はドキュメンタリー映画の巨匠で先月87歳でこの世を去ったアルバート・メイスルズ(Albert Maysles)。
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黒縁の丸い大きなメガネがトレードマークのアイリス・アプフェルは、1950年に夫であるカール・アプフェル(Carl Aphel)とテキスタイルの会社「Old World Weavers」を設立し、約40年に渡ってメトロポリタン美術館やホワイトハウスなどの歴史的価値のあるファブリックの修復などを手がけた。引退後も独自のファッションセンスと存在感でNYファッションシーンの重鎮として知られ、デザイナーやアーティストの間でも支持が高い。アイリスのファッションは、オートクチュールのトップスに教会の祭服や民族調のアクセサリーを合わせたり、デザイナーの服をフリーマッケットで見つけた掘り出し物と合わせるなど大胆でオリジナリティーあふれたスタイリングが特徴だ。
映画ではアイリスのファッションやアートへの情熱、90歳を超えても最前線で活躍する活力に迫り、普段の生活やメディア出演時の裏側などに密着している。劇中には、デザイナーのアレキサンダー・ワン(Alexander Wang)やアーティストのカニエ・ウェスト(Kanye West)らとのシーンも収められている。
監督のアルバート・メイスルズは、メイスルズ兄弟として60年代から80年代にかけ多くのドキュメンタリー映画を世に輩出。ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)やザ・ビートルズ(The Beatles)、指揮者の小澤征爾のドキュメンタリーも手がけた。