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【2月27日 AFP】スペインの女性レーシングドライバーであるカルメン・ホルダ(Carmen Jorda)が、今季のフォーミュラワン(F1、F1世界選手権)でロータス(Lotus F1 Team)の開発ドライバーを務めることになった。26日、チームが発表した。
ホルダは、ウィリアムズ(Williams)でテストドライバーを務めるスージー・ヴォルフ(Susie Wolff)に続き、今季2人目の女性ドライバーとなった。
「ロータスに加入するのは夢のようです」としたホルダは、「10歳の頃からレースしているので、F1のマシンを運転するのは子どもの頃からの夢だったんです」と喜びを述べた。
ロータスは、ホルダが「E23ハイブリッド」を走らせることになった場合に備え、シミュレータープログラムと体力作りに専念させたいとしている。
マシュー・カーター(Matthew Carter)最高経営責任者(CEO)は、「彼女と共にシーズンを過ごすことを喜ばしく思っており、ゆくゆくはマシンを走らせてほしい」としている。
「GP参戦に向け、エンストン(Enstone)のシミュレーター施設で特訓してもらうのと同時に、特別メニューを用意している」
「チームにとってユニークな変化になるし、彼女の目標達成に力添えしたい。また、E23ハイブリッドの開発に彼女の力を借りたい」
元レーサーのホセ・ミゲル・ホルダ(Jose Miguel Jorda)氏を父に持つ26歳のカルメン・ホルダは、過去3シーズンにわたってGP3に参戦。これまでの最高成績は13位だった。(c)AFP