政治そのほか速
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ボタンが取れたり、ズボンの裾がほつれたり。裁縫の基本を押さえておけば、思わぬ事態にもしっかり対応できる。
最低限そろえておきたい道具は、針、黒糸、白糸、はさみ。最初に「玉結びと玉止め」を知っておこう。針に糸を通し、1本の糸の終わりをよじって玉にして結ぶのが玉結び。玉止めは、縫い終わった後に針に糸を巻きつけて、親指と人さし指で押さえながら糸を引き抜き、玉にして結ぶ。
ボタン付けは「二の字付掛け」が標準だ。糸を平行に縫い付けることで取れにくくなる。針に糸を通したら、糸を2本取りにして尻尾を玉結びにしておく。糸は長くしすぎないこと。縫っているときに糸がこんがらがってしまうからだ。針をボタンの裏から刺し、一方の穴に通し、玉結びを生地の裏に隠す。
今度は表面に出てきた針をもう一方の穴に二の字になるように通す。“裏から表へ、表から裏へ”の作業を2、3回繰り返す。
これができたら最後の仕上げだ。ボタンの根元を強化するため、裏からひと刺しして糸を数回巻きつけておこう。表生地から裏生地に向ってひと針縫い戻し、玉止めをして糸を切ったら完成だ。
ズボンの裾直しの場合、表生地に糸が見えない「まつり縫い」で縫い上げる。まず、裾の幅を均等に折り込み、折り返し部分を決める。次に、生地の繊維を2本ほどすくい上げながら、裏と表の生地を縫い合わせていく。縫い目が荒いとほつれやすいので、糸と糸の間に指が入らないほどの間隔を目安にしよう。縫い終わったら玉止めで仕上げておく。
職場で取れかかったボタンを見つけても、素早く縫えれば恥ずかしい思いをすることもない。意外な一面に、周囲の評価が上がるかも?2015/3/23 16:56 更新