政治そのほか速
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独居の高齢者は今後急増し、その支援は地域社会の大きなテーマ。世代を超えた住民同士の支え合いの成果に注目が集まりそうだ。
◆共通の趣味
「後楽園球場の外野スタンドから、よく野球を見たなぁ」。昨年12月中旬、同区内の一軒家で野球好きの長谷川実さん(80)が、昔話を始めた。「僕もONを生で見たかったですねえ」と東大大学院の藤倉皓一郎さん(23)が返す。元東大野球部員で、1月中旬から長谷川さん宅に同居する。
この取り組みは、同区の商店主らで作るNPO法人「街ing本郷」が今年度スタートさせた「ひとつ屋根の下プロジェクト」。独居の高齢者と、区内の大学に通う学生にチラシを配るなどして希望者を募り、「週2、3日は一緒に夕食を」「ごみを出して」などお年寄りの要望に対応でき、趣味や出身地など共通点のある学生を組み合わせる。長谷川さんと藤倉さんは「野球」が結んだ縁。昨年暮れから今月にかけて、計3組の同居がスタートする。