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高松市宮脇町に、まるで山の中に埋まっているような集合住宅が完成した。斜面をくりぬいて建てられ、土で覆った屋根には多くの苗木が植えてある。設計した高松市の建築士・長田慶太さん(39)は「グリーン」と「土」を合わせて「宮脇町ぐりんど」と命名。「苗木が成長すれば、将来は森に包まれたような環境になるはず」と話している。
ぐりんどが建てられたのは、住宅街の一角にある山地。長年、手つかずのまま残されていた。
斜面を宅地にするには、階段状に整地するのが一般的だ。だが「自然を押さえつけるよう」と違和感を感じていた長田さんは、所有者に斜面をそのまま活用することを提案した。
土は保温力が高く、年間を通して15度前後に保たれるため、夏は涼しく、冬は暖かい。大規模な土地造成を省け、建設費を抑えることもできた。
課題は湿気対策。長田さんは、くりぬいた部分に施工したコンクリートと壁の間に、空気層を挟んだ建材を入れることで解決した。
くりぬいた土で屋根を覆い、元の山地のままのような景観を実現。ビルなどの屋上緑化に比べ、より自然に近い形で樹木が育つことが期待できるという。
1LDKと2LDKの賃貸7戸。長田さん自身も入居し、緑の成長を見守る。「ぐりんどが住宅の名前ではなく、森として認識されるくらいになれば」と話している。
問い合わせはアパマンショップ番町店(087・833・6000)。(佐々木伶)
まごころ価格ドットコムが運営するお墓ネット専門店「お墓まごころ価格.Com」はこのほど、「”お墓の引越し”の必要性や認識」に関する調査の結果を公表した。
「家からお墓までの移動時間を教えてください」
同調査は、関東に住む引越し経験のある人で、30~70代の各世代から100名ずつ、計500名を対象に、2月20日から23日にかけて実施した。
「お墓の引越し」考えたことありますか?
「現在の家からお墓までにかかる片道の移動時間」を聞いた。その結果、「30分未満」が19.4%、「30分~1時間未満」が21.0%、「1時間~2時間未満」が23.2%だった。さらに、約4割(36.4%)が「2時間以上」かかっていることがわかった。
「理想的なお墓参りの頻度と移動時間」を尋ねた。その結果、それぞれ最も票を集めたのは、頻度が「半年に1回程度」、移動時間が「30分~1時間未満」で、共に約4割の得票となった。
「理想的なお墓参りの頻度」
「お墓まで片道2時間以上」かかっている人に「お墓の引越しの必要性」を聞いた。その結果、「いま必要性を感じている」(3.3%)と「いずれ必要になると思う」(26.1%)の、計29.4%が必要性を感じていることが判明した。
「お墓まで2時間以上かかる人が感じる改葬の必要性」(改葬経験者を除く)
今ないし将来に必要性を感じる人に、「お墓の引越しを行うメリット」について聞くと、ほぼ半数の47.2%が「老後のことを考えるとメリットを感じる」と回答した。
「お墓まで2時間以上かかる改葬検討層が感じるメリット」(複数回答)
直近の引越し以前と以後を比較した質問で、家からお墓までの距離を調べた。その結果、「遠くなった」が21.4%、「ほぼ変わらない」が53.6%、「近くなった」は25.0%となった。
「直近の引越し後、お墓までの距離は変化しましたか?」(複数回答)
そこで、「近くなった」と回答した人のお墓参りの頻度を、引越し以前と以後で比較した。その結果、「月1回以上」が8.8%(5.6ポイントアップ)、「3か月に1回程度」が22.4%(8.8ポイントアップ)、「半年に1回程度」が36.0%(19.2ポイントアップ)となり、年2回以上お墓参りに行く人の数が倍増(33.6%から67.2%)するという結果となった。
「お墓までの距離を比較し”近くなった”人のお墓参り頻度の変化」
関東圏で理想のお墓を建てたい街(=”死後に”住みたい街)を尋ねてランキング集計した。全体的な傾向として、上位には「横浜市」や「川崎市」といった距離や利便性に着目した実用的な希望が多かった。また、「鎌倉市」や「港区」、「横浜市」選択者の一部にも見られた”憧れやステイタスを感じられる土地”という回答が多いことがわかった。
「お墓を建てたい街(=”死後に”住みたい街)ランキング~関東編」
煙などで薬剤を室内に散らす据え置き型の殺虫剤(くん煙、くん蒸剤)を使用中に火災警報器が鳴り、止めようとしたところ薬剤を吸い込んでしまう健康被害が相次いでいる。
引っ越しで使う機会も増える時期。メーカーや業界団体が注意を促している。
厚生労働省の「家庭用品等にかかる健康被害病院モニター報告」によると、くん煙剤などに反応した警報器を止めるために部屋に入って健康を害したという事例は2008~12年度の5年で計76件。多くはうがいをするなど、家庭内の処置で症状が治まっているが、病院を受診したケースもある。
50歳と25歳の女性は、くん煙剤の使用中に警報器が鳴り、2人で部屋に戻ったが、その後、せきや頭痛、めまいなどが約1時間続いた。37歳の女性も、部屋に戻り、くん蒸剤をベランダに出す際に煙を吸い、2日にわたって吐き気や頭痛、目の痛みに悩まされた。
被害が目立ち始めたのは、04年の消防法改正で、住宅に警報器の設置が義務化されて以降。日本火災報知機工業会によると、家庭用の警報器は、煙式、熱式、ガス漏れも感知する複合式の3種類ある。煙式が、火災をいち早く察知できるとして普及している。
煙式は機器に一定量の煙が入ると鳴る仕組みで、くん煙剤にも反応する。複合式も、薬剤を霧状にして拡散するくん蒸剤に反応することがある。警報器は一般的に煙が少なくなれば鳴りやむが、同工業会は「近所迷惑を考え、慌てて室内に戻るのだろう。健康面を考えると、外側から窓を開けるなどして煙を散らすしかないので、事前の対策が大切」という。
対策としては、使用前に警報器を取り外すか、ポリ袋で機器を覆う。製品の取扱説明書などにも詳しい対処法が記載されている。殺虫剤メーカーの中には、製品に警報器を覆う専用カバーを付けているところもある。
同工業会は「足場に気をつけて対策を講じ、使用後は必ず警報器を元の状態に」と話す。
ライオンは17日、「トイレ汚れの主犯格”尿ハネ”」に関する調査結果のまとめを発表した。
座って用をたす男性は6年で1.5倍に
同社が実施した「掃除行動実態調査」(08年:20~64歳既婚女性、10年、14年:20~69歳既婚女性)において、「夫の小用スタイル」について調査したところ、「座って小用をする夫」は年々増加。2008年は26.8%であったが、2014年では38.0%と、6年間で1.5倍になった。
「夫の小用スタイル」
また、座って小用をすることで「便器の外側」に飛ぶ「尿ハネ」も減少。一方、「便座の裏側」には多数の尿ハネが付いているという結果に。男女別に見ると、1回の使用で男性では約200滴、女性の場合は約500滴も飛び散ることが明らかになった。
「尿ハネの量」
同社は「男性が小用を座ってするようになると便座を上げる機会が減るため、便座裏の尿ハネに気付かず汚れを溜めてしまうリスクも高まっているのではないか」と推測している。
住宅金融支援機構は16日、金融機関を対象に実施した「2014年度 民間住宅ローンの貸出動向調査」の結果を発表した。それによると、新規貸出額の金利タイプ別構成比において、「変動型」が減少した一方、「10年固定型」が増加したことがわかった。
2013年度の金利タイプ別の新規貸出額を見ると、「変動金利型」は前回(2012年度)比10.2ポイント減の58.2%。それに対して、「10年固定型」は同6.7ポイント増の23.8%、「全期間固定型」は同1.7ポイント増の5.6%などとなった。
金利タイプ別の貸出実績
貸出残高については、「変動金利型」が同8.6ポイント増の61.0%。他方、「10年固定型」は同3.5ポイント減の21.6%、「3年固定型」は同3.0ポイント減の6.2%などとなった。
住宅ローン借換の前年度比増減を見ると、「大幅増」「増加」とした割合は計26.3%(前回31.5%)、「減少」「大幅減」とした割合は計52.0%(同39.7%)となった。
金融機関が懸念する住宅ローンのリスクでは、「金利競争に伴う利鞘縮小」が92.9%(前回94.1%)で最多。次いで、「中長期的な採算性悪化」が58.4%(53.1%)、「他機関への借換」が55.5%(63.0%)となった。
調査期間は2014年10月30日~11月28日、回収数は311件。なお、同調査における住宅ローンには「フラット35」は含まれていない。