ネオマーケティングは、喫茶店やカフェ、レストランで朝の時間帯に提供される朝食メニューサービスの「モーニング」を月に一度以上利用したことがある30歳～69歳の社会人の男女1000人を対象に、「モーニング」をテーマにした意識調査を行った。
　
　同調査は、アンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用して、2月16日（月）～2月17日（火）の2日間で回答を集めた。
　
　モーニングを利用する頻度について聞いたところ、全体でみると、「週に1回以上」と答えた人が37.8％と最も多く、同回答を年代別に見ると、40代は42.4％と、30代は39.6％という結果となり、週1回以上「モーニング」を利用する人が主に30代～40代に多いことが分かった。
　
　また、同質問を年収別でみたところ、個人年収が500万円以上の人の50.7％、が「週に1回以上」モーニングを利用すると答えている。
　
　モーニングを利用したことがある店舗について聞いたところ、利用が多い店は、ファーストフードでは、「マクドナルド」が71.7％と最も多く、コーヒーショップでみると、「ドトールコーヒー」（58.0％）、ファミレスでは「ガスト」（47.5％）、牛丼屋では、「吉野家」（31.3%）という結果となった。
　
　モーニングで利用したことのある店舗の満足度を聞いたところ、全体で満足度が高かったのは、「コメダ珈琲」（71.3％）で、年代別で見ても、30代（75.8％）と、40代（73.5％）は、「コメダ珈琲」の満足度が最も高かった。
　
　それに対し、50代では「ドトールコーヒー」（68.6％）、60代では「デニーズ」（77.3％）が、最も高い結果となった。
　
　モーニングを利用し始めた時期について聞いたところ、全体でみると「3年以上前」と答えた人が71.7％と最も多く、年代別で見ても、30代が54.4％、40代が70.0％、50代が78.8％、60代が83.6％といずれの年代も「3年以上前」という回答が最も多い結果となった。
　
　初めてモーニングを利用した時期と現在を比べて、モーニングを利用する頻度が増えたかどうか聞いたところ、全体でみると、「どちらともいえない／変わらない」と答えた人が40.1％と最も多かったが、男性の30代を見ると、「増加した」と答えた人が44.0％と最も多い結果となった。
　
　モーニングを利用する際の予算を聞いたところ、平日でみると、「300円～500円未満」と答えた人が60.8%と最も多く、次いで「500～800円未満」と答えた人が31.8％という回答に対して、休日は、「500円～800円未満」と答えた人が43.4％と、平日よりも利用者が多い結果となった。