政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
【リオデジャネイロ共同】チリ北部アタカマ州などで3月下旬に大雨のために発生した水害で、チリ政府は1日までに、23人が死亡したことを明らかにした。57人が行方不明で、死者数は大幅に増える可能性がある。政府によると、2万2千人余りが被災し、3月末時点で約4千人が避難生活を余儀なくされている。
日本政府は1600万円相当のテント、毛布、発電機など緊急援助物資を供与。1日、チリの首都サンティアゴで引き渡された。在チリ日本大使館によると、ムニョス外相は二階尚人大使らに「日本は困難なときに立ち上がってくれる国だ」と謝意を伝えた。
【ワシントン共同】オバマ米大統領は3月31日、エジプトのシシ大統領と電話協議し、2013年のエジプト軍クーデター後に実施していたF16戦闘機などの大型兵器供与の凍結を解除すると伝えた。ホワイトハウスが同日発表した。
年間13億ドル(約1560億円)の軍事援助を全額復活させる考えも表明。凍結解除の条件としてきた民主化や人権状況の改善より、軍事支援の全面的な解禁を急ぐことで「イスラム国」など過激派組織への対応を優先させた形だ。
米国家安全保障会議(NSC)のミーハン報道官が公表した声明によると、米国はエジプトに対しF16戦闘機12機などを供与する。
【ローザンヌ共同】米国務省のハーフ報道官代行は3月31日、スイス西部ローザンヌで行われている欧米など6カ国とイランの核協議について「過去数日間で進展があった」と述べ、枠組み合意の期限を1日延長して4月1日まで交渉を続ける方針を明らかにした。
7カ国は31日深夜まで断続的に外相級会合を開催。交渉を主導してきたオバマ米政権は共同声明などの形で、一定の詳細を盛り込んだ文書の発表にこぎ着けたい考えだが、米代表団に加わっているハーフ氏は「依然として困難な問題がいくつか残っている」と語った。
31日付の韓国KBS(電子版)によると、サムスン物産がベトナム中部ハティン省の港湾で進めていた埠頭建設工事の現場で事故が起き42人が死傷した問題で、現地警察は、サムスン物産の韓国人社員48人を出国禁止とした。人民網が伝えた。
サムスン物産の関係者によると、ベトナム警察は公式文書で、現地にいる韓国人社員を出国禁止にすると通達した。サムスン物産は現地警察の調査を真摯に受けると同関係者が表明した。
事故があったのは、ハティン省ブンアン経済特区の港湾で行われていた埠頭建設工事の現場。先月25日に足場が崩壊する事故が起き、ベトナム人13人が死亡、29人が負傷した。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
30日、スイス西部ローザンヌのイラン核協議の会場に入るケリー米国務長官(左)(AFP=時事)
【ローザンヌ(スイス)時事】イラン核問題の外交解決を目指す主要6カ国とイランの協議は30日、スイス西部ローザンヌで外相級の全体会合や2国間会合などを重ねたが、「枠組み合意」への進展は得られなかった。欧米交渉関係者は30日、AFP通信などに対し、イランの核開発制限や期間、対イラン制裁の解除をめぐる三つの争点で隔たりが残っていると述べた。
ケリー米国務長官はこの日、CNNテレビに対し「(きょう)わずかに光明が差してきた。しかし、幾つかの難問が残されている。誰もが(交渉期限である)あす(31日)の意味を分かっている」と語った。一方、イランのアラグチ外務次官は、会場のホテルで記者団に「今後2日以内に結論が出ることを希望する」と話した。