政治そのほか速
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【ベルリン共同】ドイツ西部ラインラント・プファルツ州の自動車レース場ニュルブルクリンクで28日、長距離自動車レースに出場していた車1台が観客に突っ込み、1人が死亡した。複数のけが人が出て、近くの病院に搬送された。主催者が発表した。
レースは事故後、中断された。ドイツのメディアによると、地元警察が、車がコースを逸脱した原因や詳しい事故の状況を調べている。
車はカーブの手前で浮き上がり、ガードレールと柵を飛び越え、逆さまの状態で停止した。運転していた英国人男性(23)は自力で車を脱出し、検査のため病院に運ばれた。
【ニューヨーク草野和彦】100カ国以上の軍の制服組トップらが集まり、国連平和維持活動(PKO)のあり方を議論する初の参謀長会議が27日、国連本部であった。日本から岩田清文陸上幕僚長が参加。工兵活動への技術支援でPKO部隊の早期展開などに貢献する意向を表明した。
現在はアフリカを中心に16の国連PKO部隊が展開し、各国が13万人以上の軍事要員らを派遣している。
会議は非公開。岩田幕僚長によると、各国代表との交流の中で、日本の工兵、衛生部隊の技術に期待が寄せられたという。
【パリ時事】フランス南東部アルプス山中のドイツ機墜落現場に近いディーニュレバンの教会で28日、地元の司祭や住民らが追悼式典を営んだ。式典には数百人が集まり、祭壇の前に墜落機の搭乗者数と同じ150本のろうそくをともして犠牲者の冥福を祈った。
教会内は厳かな雰囲気。参列した年配の女性はAFP通信に「亡くなった人々やその家族を支えるために祈りたい」と話した。
欧州メディアによれば、独政府は28日、西部ケルンの大聖堂で4月17日に追悼式典を開催することを決めた。メルケル首相も参列し、国を挙げて犠牲者に鎮魂の祈りをささげる。
一方、墜落機を運航していた独格安航空ジャーマンウィングスは28日までに、親族らに当面の資金として、正規の賠償金とは別に乗客1人当たり5万ユーロ(約650万円)を支払うと伝えた。航空事故の遺族に対する賠償額の上限は、国際条約で乗客1人当たり14万3000ユーロ(約1860万円)と定められており、正規の賠償についても同社と家族側の協議が近く始まるとみられる。
ドイツ格安航空ジャーマンウィングス機の墜落から5日目となるフランス南東部の険しい山岳地帯では、28日も捜索が続いた。飛行の状況を記録したもう一つの「ブラックボックス」はまだ見つからず、犠牲者の遺体の特定はDNA鑑定が頼みだ。
【写真】教会での集会で市民が犠牲者への祈りを捧げた=28日午前、仏南東部ディーニュレバン、矢木隆晴撮影
「無傷の遺体はない」。捜索を指揮する責任者は27日、記者団にこう説明した。機体はばらばらになっており、時速700キロで突っ込んだ墜落の衝撃の大きさを物語る。斜度が40度とも60度とも言われる山中に投入された捜索隊員は、散乱した破片や、残された遺体を一つひとつ確認している。捜索は2週間以上かかる見通しだ。
収容にはヘリコプターを使い、現地本部が設けられた町セーヌレザルプに運ばれている。コンテナ状の冷蔵装置や分析装置が持ち込まれており、DNA鑑定が少しずつ進んでいる。
このたびの独LCCの旅客機墜落事故について、親しかった人々が渦中のアンドレアス・ルビッツ副操縦士の人となりを次々と語り始めているが、中でも注目されているのは少し前に彼と破局していた女性の存在である。名前を明かさずに独メディアの取材に応じたもようだ。
24日、ルフトハンザドイツ航空のLCC「ジャーマンウイングス」の旅客機を意図的に墜落させたとみられているアンドレア・ルビッツ副操縦士について、元ガールフレンドとの取材に成功したのはドイツの「Bild」紙。破局した理由や、ルビッツ副操縦士が見せた破壊的な一面を語り、波紋を広げている。
ルビッツ副操縦士と7年間交際し、2016年には結婚する予定でいたと報じられていたその女性は、「彼の不穏な雰囲気が怖くなって私から別れました」と話している。在籍していた飛行クラブの仲間からは“パイロットになる夢を叶えたヒーロー”、“物静かな人物”といった言葉が出ていたが、彼女の目にはいつか何か大変な騒ぎを起こすような危険人物という印象があったというのだ。
墜落はルビッツ副操縦士本人の意思であった可能性が高いとの報道に、「当時の私にはそれが何を意味しているのか知る由もなかったのですが、今から思えば」として、彼が昨年、「いつか世の中をあっといわせるような大きなことをしてみせるよ。その時は誰もが僕の名前を胸に刻み込み、決して忘れないだろうね」と豪語していたことも明らかにしている。またパイロットは重い責任感やプレッシャーと闘う強さを求められる職業だが、彼女は「夜中によく悪夢にうなされ、“墜落する!”なんて叫んでは目を覚ましていました」と話したもようだ。
※ 画像はmirror.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)