政治そのほか速
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コース上の給食エイドは給水所と併設する形で設置する。「くろがね羊羹(ようかん)」を製造・販売する「スピナ」(八幡東区)は18キロ地点と37・6キロ地点の2か所で計360本分を提供する。
くろがね羊羹はスピナの前身である官営八幡製鉄所の購買会が、1926年(大正15年)に考案した。製鉄マンの疲労回復を目的としたため、甘みの強い上白糖を使用。仕事の合間に食べられるように、作業着のポケットに収まるサイズ(長さ13センチ)になったという。スピナは当時の原料、製法をそのまま受け継いでいる。
大会当日は一口サイズに切り分けて提供する。スピナの石橋隆男・商業レジャー部担当部長は「最後の給食エイドがある37・6キロ地点は、ランナーが最もきつい所。鉄の街を支えた羊羹を食べて、くろがねのように力強くゴールを目指してほしい」と話している。
給食エイドには、他にも老舗和菓子店「湖月堂」(小倉北区)の看板商品「栗饅頭(まんじゅう)」や、飲食チェーン「資さん」(小倉南区)で人気の「ぼた餅」の一口サイズ版などがそろう。ゴール地点では、陸上自衛隊小倉駐屯地(同)の豚汁が完走したランナーを出迎える。