政治そのほか速
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21日に開幕する選抜高校野球大会に21世紀枠で出場する豊橋工が18日、甲子園球場で練習を行った。練習開始のサイレンが鳴り響くと、選手たちは憧れのグラウンドに駆け出し、伸び伸びとプレーした。
練習時間は30分間。最初の10分間を守備練習、残りの時間はシート打撃に充てた。選手たちはノックを受けて、ボールの弾み方やグラウンドの感覚を確かめるとともに、打撃練習では快音を響かせた。
林監督は「メンバーに選ばれなかった選手も含め全部員33人がいい顔で練習をしていたが、ミスも目についたので試合までに修正して、全員野球で臨みたい」と話した。エースの森奎真(けいま)投手は「投げやすいマウンドだった。相手投手に投げ負けないようにしたい」と意気込みを示していた。
彼岸の入りとなった18日、県内は高気圧に覆われ、穏やかな天候となった。金沢地方気象台によると、志賀町で今年に入って最高の16・4度を観測した。
金沢市東山の浅野川沿いでは、ツクシが10センチほど顔を出し、通り過ぎる人たちの目を楽しませている。野々市市押野、料理人今井孝明さん(28)は「春を感じますね。北陸新幹線が開業して観光客でにぎわっているが、本格的な春の到来が楽しみ」と笑顔で話した。
受託収賄罪などに問われた美濃加茂市の藤井浩人市長(30)に対する1審・名古屋地裁での無罪判決を不服として、名古屋地検が18日控訴したことを受け、市幹部や市民から、市政への影響を懸念する声などが聞かれた。
「控訴」の連絡は同日午前10時半頃、弁護団から藤井市長に伝わった。藤井市長は、幹部会議で「(控訴されても)平常通りに仕事に臨みます」と話したという。同席した市幹部は「市長の姿勢をみて、私たちも元気をもらった。ともに頑張ろうと思った」と語った。
午前中、住民票交付のため市役所を訪れた主婦(28)は、「無罪判決が出て、もう終わったと思っていた。市政が停滞し、市民にも迷惑がかかるから、早期決着を望みます」。会社員男性(53)は、「市民としては、控訴を断念してほしかった。正常な市政運営に早く戻ってもらいたい」と話した。
藤井市長は午後4時前、市役所に戻り、記者団に対し、「(控訴には)正直、びっくりした。被告人の肩書がつき、市民には迷惑をかけるため、検察には許せない気持ちでいっぱいだ」と述べたうえ、「来年度はトップセールスで頑張りたかったが、対外的な影響が出れば残念だ」と話した。
また、市議会は同日午後4時から、各会派の代表者会議を開き、対応を協議した。19日に全員協議会を開き、市長に今後の市政運営を問う申し入れ書を手渡すという。
◇向井氏、来月就任へ抱負
4月から府の教育長に就任する向井正博氏(60)は18日、府庁で報道陣の取材に応じ、「身の引き締まる思い。教育改革に全力で取り組む」と語った。
府議会が同日未明、就任に同意したあとで抱負を述べた。パワーハラスメント問題で教育長を辞職した前任の中原徹氏については、英語教育や高校入試制度を巡る改革を打ち出してきたことを受けて、「非常にいい発想を持っておられる方だと思っていた」と評価。路線を、基本的に継承していく考えを示した。
この日から府教委理事に就いており、19日の臨時教育委員会議で教育長の職務代理者に選ばれ、府教委の指揮を執る見通し。
◇洲本で墨彩画講師展示
洲本市千草乙の墨彩画講師小林一光さん(72)が色紙に描いた四季折々の植物画44点が、洲本市本町のブティック「ファッション&ギャラリー マルハ」で展示されている。
小説「孤高のメス」で知られる南あわじ市の医師・大鐘稔彦さんが新聞紙上で連載したエッセーに添えられた挿絵。ヒガンバナやサギソウ、バラ、ハイビスカス、リンドウなどが透明水彩や墨彩で描かれている。
小林さんは約20年前から大阪府茨木市の友人に絵を習い、洲本市内などで教室を開いて約10年。下書きをせず、筆と気持ちを一体にして一気に描くという。「そのままの姿ではなく、イメージや特徴を表現します。描く時の集中する時間が好き。見た人がほっと安らげるような絵を描き続けたい」と話している。
28日まで。午前10時~午後6時。期間中は木曜定休。問い合わせはマルハ(0799・24・4108)。