政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
鉄道ファンを魅了してきた寝台特急「北斗星」の定期列車がラストランを迎え、上野からの最後の列車が14日午前、札幌駅に到着した=写真、鈴木毅彦撮影=。
ホームには到着前から大勢の鉄道ファンがカメラを構えて待ち、列車がホームに入ってくると一斉にシャッターを切った。
横浜市の会社員(49)は「お別れを言うために乗車した。天気も良く、最後の旅を楽しめた」と笑顔で話していた。
広島市が昨夏の土砂災害で発生した土砂やがれきの分別などをする中間処理施設が南区出島に完成し、13日から本格稼働を始めた。来年2月までに全ての作業を終えるという。
中間処理施設には市内9か所の1次仮置き場から、がれき混じり土砂など総量53万トンの災害廃棄物が集められる。大型のふるい機で3サイズに分別し、最も細かいものはそのままを、それ以外は職員が手作業で土砂や金属類、木材チップなど8種類に分けたものを、それぞれ隣接の県有地などに埋め立てる。
分別で見つかった写真や手紙などの被災者ゆかりの品は施設内で保管。写真撮影し、今月後半から市のホームページで公開して関係者を捜す予定。
「せんべい」と「あられ、かきもち」の違いをご存じだろうか。南砺市に本社を置く「日の出屋製菓産業」の立山工場を見学するまでは、なんでも「おかき」と呼んでいた私だったのだが……。
「『せんべい』はうるち米、『あられ、かきもち』はもち米を原料にしています」。立山工場敷地内にある直営店「ささら屋立山本店」店長の寺西亮さんが、まずは両者の違いについて説明をしてくれた。
同社では、100%富山県産米を使用する。「安心な原料米を使いたいという思いと、なによりも富山のお米はおいしいですからね」と寺西さん。立山工場ではうるち米、福光工場ではもち米を原料とした商品を製造しているという。
2008年に完成した立山工場では、見学通路から製造工程を自由に見ることができる。さぞや最新のオートメーション化がされているだろうと思いきや、意外にも人が多い。「いわば、職人の勘。人にはかないません」。寺西さんが言うように、焼き上げるガスバーナーの温度管理や、味付けなど、すべて人の手が加わっている。一枚のせんべいに、これほど手間がかけられているのかと驚くほどだ。
「しろえびせんべい」の手焼き体験も楽しめる。せんべいの生地を何度も返しながらあぶっていると、やがて香ばしい香りが。うわあ。おいしいそう! 熱々をしょうゆたれにつけ、一味違う「しろえびせんべい」の出来上がりだ。
おいしい米とおいしい水、そして「富山湾の宝石」と称されるシロエビ。富山の恵みが詰まった焼き立てのせんべいは、いつにも増して風味が豊かな気がした。
総本山善通寺(善通寺市)の境内で、「涅槃(ねはん)桜」が見頃を迎え、訪れる参拝者の目を楽しませている。20日頃まで見頃が続く。
1973年の弘法大師生誕1200年祭を記念し、愛媛県新居浜市の寺から計20本贈られた寒緋桜の変種。釈迦入滅の3月15日前後に咲くことから善通寺が命名した。大きい木は約5メートルに育ち、日当たりの良い場所から順次開花。現在は、大半の木が満開を迎え、境内は甘酸っぱい香りに包まれている。
大阪市旭区の主婦加藤君枝さん(68)は「真冬のような寒さの中で花見を楽しめ、巡拝の良い思い出になりました」と話していた。
◇特技持ち寄り魅力発信
広島市立大の学生6人が県内の大学生らにおすすめの観光スポットをまとめた地図「大学生ひろしまっぷ」を作り、配布を始めた。呉、尾道両市などへ取材に出向き、特に車を持たない学生でも行きやすい場所を紹介。「同世代に広島の魅力を再発見してもらいたい」と利用を呼びかけている。(松田祐哉)
作製したのは同大国際学部の井上泰浩教授のゼミでマスメディア論を学ぶ徳田智子さん(21)、河野薫さん(21)、行貞美佑さん(21)ら。ゼミ活動の一環として、県の観光PR「泣ける!広島県」に合わせ、学生側からも県内の魅力を発信しようと考えた。
昨年10月から取りかかり、観光に何を求めるかや学生の行動パターンを探ろうと、同大の学生50人にアンケート調査。「よく行くのは広島市内」「行動範囲が狭い」との傾向があることがわかった。行きたい場所は尾道市を挙げた回答が3割余りで最多だった。
そこで、「公共交通機関を使い、大学生が行きやすい場所を探そう」と毎週2回ミーティング。11月~今年1月、広島市からも比較的近い呉市を選び、「千福」の酒造会社「三宅本店」の酒蔵を見学したり、行き先として人気の尾道市に出かけ、千光寺などを取材。A3判八つ折りのマップにまとめた。
学生たちは井上教授から、「大学生目線で共感を得られるように」とアドバイスを受け、親しみやすいように紹介文はスマートフォンの無料通話アプリ「LINE」の吹き出しをイメージ。文字数は簡易投稿サイト「ツイッター」に合わせて140文字以内に収めるなど工夫した。
編集した徳田さんは「デザインが得意な人もいれば、文章が上手な人もいる。メンバーそれぞれの良いところを引き出すように工夫した」と振り返り、「『ひろしまっぷ』を手に、ぜひお出かけを」とPRする。
2000部印刷し、同大や県庁観光課、広島港旅客ターミナル、呉、尾道の観光案内所などに置くほか、同マップを紹介するフェイスブック(http://www.facebook.com/nakeru.daigakusei)からもダウンロードできる。