政治そのほか速
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安倍晋三首相が代表を務める自民党支部が補助金交付の決まった2社から寄付を受けていた問題で、新たに2011年以降に計112万円の寄付を受けていたことが3日、分かった。2社からの寄付は少なくとも計174万円となる。
首相は3日、「献金を受けたのは事実だ。国からの補助金は知らなかった」と秘書官を通じて菅義偉官房長官に伝えた。
同様の寄付は新たに民主党の岡田克也代表の民主党支部でも発覚。林芳正農相や甘利明経済再生担当相の各政党支部でも判明した。政治とカネの問題は野党にも広がり、国会で企業からの寄付のあり方について見直すよう議論する機運が高まりそうだ。
【共同通信】
【2月27日 AFP】ロシアの刑務所に拘禁され、ハンガーストライキを続けているウクライナ人パイロットの健康状態が大幅に悪化し、「数日以内に死亡する恐れ」があると、ロシアの人権委員会委員が27日、述べた。
ウクライナのヘリコプター航空士、ナディア・サフチェンコ(Nadia Savchenko)氏(33)は、ウクライナ東部でロシア人記者2人が迫撃砲で死亡した事件に関与したとして、モスクワ(Moscow)の刑務所に9か月間近く拘禁されている。
サフチェンコ氏は容疑を否認、ロシアに拉致されたと主張して昨年12月13日にハンガーストライキを始めた。この2週間はブドウ糖の点滴も拒否している。
ロシア大統領府人権委員会のエレナ・マスーク(Yelena Masyuk)委員は27日に公開書簡で「この数日で彼女(サフチェンコ氏)の健康状態が急速に悪化した。内臓に深刻な障害が出ている」と述べた。
マスーク委員は、人権委のミハイル・フェドートフ(Mikhail Fedotov)委員長に対し、パイロットをウクライナ大使館またはモスクワ市内のマンションなどで自宅軟禁にするよう当局に働きかけることを要請した。
1年近くロシアの刑務所に拘禁され、未治療の膵炎(すいえん)により獄中で死亡した同国の人権弁護士セルゲイ・マグニツキー(Sergei Magnitsky)氏の事件は、ロシアの刑務所における虐待の象徴となった。米政府はマグニツキー法を制定し、2009年のマグニツキー氏の死に関与したとされるロシア当局者を制裁対象に加えている。(c)AFP
【2月20日 AFP】タイの暫定議会は19日、同国の代理出産ビジネスをめぐりスキャンダルが相次いだことを受け、外国人カップルがタイの女性を代理母として利用することを禁止する法案を全会一致で可決した。
法案の引き金となったのは、昨年8月にオーストラリア人夫妻が、タイの女性に代理出産を依頼して生まれた男女の双子のうち、ダウン症候群だった男児の引き取りを拒否したとされる出来事。タイ暫定議会のワロップ・ツングカナヌラク(Wallop Tungkananurak)議員は「タイとその女性たちの子宮は今後はもう(代理出産の)ハブではない」と語った。
6月までに施行される可能性の高いこの新法の下では、タイ人同士のカップルかあるいは少なくともカップルのうちの1人がタイ出身者でなければ、タイ国内で代理出産を依頼することができなくなる。また、カップルが子どもを妊娠・出産することが不可能なことと、代理出産を頼める親族がいないことも、証明する必要がある。違反者には10年以下の禁錮刑が科される。
営利目的の代理出産は、タイ医療評議会(Medical Council of Thailand)によって公式に禁止されており、昨年8月の豪州夫婦の騒動から数週間後には、当局が複数の体外受精クリニックの閉鎖に乗り出していた。(c)AFP
岸田外相は今月4日の衆院予算委員会で、夫婦は要請を受け入れてシリアへ渡航しない考えを示したものの、トルコへ出国した後、所在が確認できていないと語った。13日の答弁書では「現在、『イスラム国』の活動範囲内に邦人が所在しているとは承知していない」としている。
首相は「この国会に求められていることは単なる批判の応酬ではなく、改革の断行だ」と訴え、今国会での改革実現に強い意欲を示した。
首相が岩盤規制改革の象徴と位置づける農協改革については、「強い農業を創り、農家の所得を増やすため」だとして、農産物のブランド化や海外展開を進める考えを示した。電力改革では、電力会社の送配電部門の分離を進める姿勢をアピールした。
外交・安全保障分野では、今年が戦後70年にあたることを踏まえ、「積極的平和主義の旗を一層高く掲げる」との考えを表明した。集団的自衛権の限定的な行使を可能にするための関連法案については、「あらゆる事態に切れ目のない対応を可能とする安全保障法制の整備を進める」と述べた。憲法改正では、「国民的な議論を深めよう」と呼びかけるにとどまった。