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JR東海はキハ40系、キハ11形というディーゼルカー計28両を、ミャンマー鉄道省へ譲渡すると発表しました。同社によると、今後も約50両を譲渡する予定といいます。
海を渡る国鉄形
2015年3月27日(金)、JR東海はミャンマー鉄道省へ車両を譲渡することを明らかにしました。譲渡するのはキハ40系12両、キハ11形16両の合計28両で、同社の高山本線、太多線、紀勢本線、参宮線などで使用されていたディーゼルカー(気動車)です。
JR東海は3月17日に譲渡契約を締結。準備ができ次第、順次引き渡しを行うとのこと。また来年度に廃車を予定しているディーゼルカー約50両についても、ミャンマー鉄道省からの要請に基づき、譲渡に向け調整しているそうです。
今回譲渡されるキハ40系は主に普通列車での使用を想定し、1977(昭和52)年から国鉄が製造したディーゼルカー。同タイプの車両が北海道から九州まで、各地で現在も走っています。
キハ11形も普通列車での使用を想定したディーゼルカーで、JR東海が1988(昭和63)年から製造しました。
JR東海は現在、キハ25形という新型気動車を投入し、古いディーゼルカーの置き換えを進めています。2015年度には、JR東海のディーゼルカーはすべて1987(昭和62)年4月1日のJR発足後に製造された車両になる予定です。
こうした海外への鉄道車両譲渡は一般的に、譲渡する側は解体費用が不要になる、譲渡される側は古くても問題なく使える質の高い日本製車両が手に入る、などのメリットがあります。