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イヤフォンの“ハンズフリー化”が最も効果をもたらす場面は、スポーツを楽しみながら音楽を聴く時だ。携帯音楽プレーヤーやスマートフォンにBluetooth機能が搭載されてからというもの、ワイヤレスイヤフォンやヘッドフォンを組み合わせて、スポーツを楽しむのによりふさわしい身軽な服装で音楽が聴けるようになった。そして昨今はさらに、iPhoneやAndroidスマホを中心に音楽を聴く方も多いと思う。
ところが一方で、ジョギングやスポーツを楽しむ際の音楽プレーヤーとしては、正直に言ってスマホやiPodですら重くてわずらわしく感じるという方も多いのではないだろうか。今回は「スマートフォン+Bluetoothイヤフォン」の組み合わせで、最強のスポーツ&ミュージックライフスタイルを探求してみたい。
今回取り上げる製品はyurbuds(ヤーバッズ)から発売されたBluetoothワイヤレスイヤフォン「LEAP WIRELESS」、ならびにソニーの「SmartWatch 3」だ。まずはそれぞれの製品を順に紹介していこう。
●スポーツイヤフォンのスペシャリスト「yurbuds」
yurbudsは現役のトライアスロン選手であるセス・バーゲット氏と、数々のフルマラソン参加経験を持つリチャード・ダニエル氏、ガチンコのアスリート両名が2008年に設立したアメリカの“スポーツイヤフォン専門”ブランドだ。同社の社員もさまざまなスポーツ経験を持つメンバーで構成されており、自身の経験やアスリートたちから寄せられた声、および人間工学に基づいた研究成果を活かしながら、スポーツライフのステップアップをサポートする“キャラの立ったスポーツイヤフォン”を世に送り出している。
同社の独自性を物語るテクノロジーの1つに「TWISTLOCK TECHNOLOGY」がある。イヤーチップのコーナーにフック状の段差を設けて、耳の穴に挿入してから、鍵をかけるようにひねって装着することでフィットを高める。いったん身につけると、ケーブルを引っ張っても簡単には外れない。今回紹介する「LEAP WIRELESS」をはじめ、yurbudsのイヤフォンが共有する特徴となっている。
「FLEXSOFT」イヤーチップは素材に医療用の柔らかいシリコン素材を採用しているので、長時間装着したままでも耳の中が痛くならない。他にも本体の防汗仕様や、一部のモデルに搭載されている、イヤフォンのハウジングにマグネットを内蔵して、背中どうしをピタッと付けることでイヤフォンをネックレス状にして首下に掛けられる「QUICKCLIK」など、特徴的な機能が満載だ。…