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*17:49JST タカショー Research Memo(5):庭での暮らし方の啓発活動やマイスター制度で市場創造をけん引
■企業特徴
ガーデニング&エクステリア分野で幅広いソリューションを提供
タカショー<7590>の特徴は、ガーデニング及びエクステリア分野で幅広いソリューションを提供できるオンリーワンであるということである。同社は、「やすらぎのある空間づくり」や「庭での暮らし方を提案するライフスタイルメーカー」という事業コンセプトに基づき、生活者意識の変化や時代の先を見据えながら、ソリューション領域を拡充してきた。また、この業界において海外展開できる体制を構築している企業も他にはない。同社は、ソリューション領域の拡充や海外展開により、世界規模で広がっている需要の拡大を同社の成長に取り込む方針である。さらに、海外展開はガーデニング分野における業績の季節性(春から夏に偏重)を解消することにもつながると考えられる。
企画から製造、販売、サービスまで一貫体制により現場価値を高める仕組み
企画から製造、販売、サービスまでを手掛ける一貫体制にも特徴がある。この体制によって、コスト競争力を高めるとともに、現場視点による商品開発やグループ一体となった価値提供が可能となっている。プロユース向けが伸びているのは、現場価値を高める同社の商品力やソリューション提供力が、ハウスメーカーや工務店を中心に高く支持されていることが要因として考えられる。
ライフスタイルの提案や啓発活動により市場を創造
同社の成長の背景には、庭での暮らし方の提案や積極的な啓発活動を行うことによって市場を創造してきたことも挙げられる。2013年に東北支店、2014年に広島支店を移設新築、さらに2015年9月には首都圏営業所の新設を計画しており、ショールームの整備を積極的に進めている。これは、同社が提唱する「リビングガーデン」のライフスタイル提案を体感してもらう拠点となるもので、こうした全国に開設しているショールームや展示会の開催、日本初の本格的なガーデンセンターのオープンなどを通じて、積極的な啓発活動を行っている。一方で、業界における資格制度であるマイスター制度の設立やリフォームガーデンクラブの組成など、業界全体を活性化させるインフラやネットワーク構築にも尽力し、業界のリーディングカンパニーとして市場の創造、育成にも努めている。
「エクステリア&ガーデンライティング マイスター制度(庭照明のプロを養成することを目的とした研修会)」は、2010年2月に設立以来、全国68会場にて受講社数1,287社、受講人数3,934名の実績を上げており、2015年中には5,000名に増やす計画である。…
中国が設立を主導している国際金融機関、アジアインフラ投資銀行(AIIB)をめぐり、米国が「日本が参加を決めたのでは」と疑い、日本側に不信感を伝達していたことが10日、分かった。日本政府は参加見送りの方針を伝えたが、英国をはじめオーストラリアなど同盟国が続々と参加表明する「裏切り」を目の当たりにし、米国が孤立を懸念していたことが浮き彫りとなった。
複数の日米関係筋が明らかにした。日本と米国はアジアの発展途上国の経済発展を支援する国際金融機関、アジア開発銀行(ADB)を主導。ADBはAIIBと協力関係を模索するとみられるが、戦略の立て直しを迫られそうだ。
*17:50JST 欧州為替:中曽日銀副総裁発言でドル・円下落 120.22円
ドル・円は、中曽日銀副総裁発言を受けて、120円22銭まで軟調推移。
ユーロ・ドルは、ギリシャ債務への警戒感から、1.0607ドルまで軟調推移。
ユーロ・円は、127円70銭まで軟調推移。
ポンド・ドルは、英国2月の鉱工業生産が予想を下回ったことで、1.4660ドルまで軟調推移。
【経済指標】
・英・2月鉱工業生産:前月比+0.1%(前月比予想:+0.3%、1月:-0.1%)
・英・2月製造業生産:前月比+0.4%(前月比予想:+0.4%、1月:-0.5%)
・英・2月建設支出:前月比-0.9%(予想:+2.2%、1月:-2.6%)
【要人発言】
・中曽日銀副総裁
「現状のインフレ基調が続くならば、追加緩和は必要ない」
《MY》
今年4月から「新しいタイプの商標」が登録可能に今月に入って、「正露丸のラッパメロディーが商標登録出願された」と一部メディアで報道されました。これは、今年4月から「新しいタイプの商標」がわが国で登録可能となったことによるものですが、一体何が「新しい」のでしょうか?
詳しく見ていくにあたり、まず「商標」について説明します。商標とは、「自他商品」あるいは「役務(えきむ)識別標識」などと言いますが、簡単に言ってしまえば、自社の商品やサービス(以下「商品等」と言います)と、他社の商品等を区別するために付けたビジネス上の目印です。
従って、商標法においては商標が目印として機能するように、登録要件として大きく「他社と区別する能力があるか(自他商品等識別力)」「他社の商標と同一あるいは類似し混同が生じないか(商標の独自性)」、これら2つの要件を満たすことを条件に商標登録するとしています。
「音」のほか「動き」「ホログラム」など新しい5つが商標に
次に、「従来の商標」と「新しいタイプの商標」についてお話します。従来、商標法上の商標は「文字、図形、記号若しくは立体的形状若しくはこれらの結合又はこれらと色彩の結合であって、業として商品等に使用するもの」と規定されており、その構成要素から、人間の知覚(視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚)のうち「視覚で捉えられるもの」に限定されており、さらに「静止しているもの」に限定されていました。4月から商標登録が認められるようになった商標は、「動き」「ホログラム」「色彩のみ」「音」及び「位置」に関する5つで、具体的には以下の通りです。
(1)動き商標=文字や図形等が時間の経過に伴って変化する商標。
(2)ホログラム商標=文字や図形等がホログラフィーその他の方法により変化する商標。「動き商標」及び「ホログラム商標」は、「静止しているもの」しか登録を認めなかった従来の商標に加えて、「動き」等の「変化」という構成要素も認めるものです。
(3)色彩のみからなる商標=単色又は複数の色彩の組合せのみからなる商標。
「色彩のみからなる商標」は、従来「色彩」は商標の構成要素のうち付随的要素であったものを、主要素として認めるものです。
(4)音商標=使われるサウンドロゴやパソコンの起動音など。正露丸のラッパメロディーはこれに該当します。「音商標」は従来、知覚のうち視覚のみに限定されたものを、聴覚にまで拡大するものです。…
*17:57JST タカショー Research Memo(8):連続増収基調のなかで積極的な先行投資、増資で財務面を改善
■沿革と業績推移
(2)業績推移
過去の業績推移を振り返ると、売上高は順調に増収基調を続けている。エバーアートウッドや屋外ライト商品など、タカショー<7590>のコンセプトに基づく商品群がハウスメーカーを中心に高く支持され、プロユース向けが大きく伸びたことが同社の成長をけん引してきた。ここ数年、中国の生産拠点の増強や、欧州、アジア、オセアニアなどへの販路拡大により海外事業が伸びてきたことも同社の成長を後押ししている。
利益面では、積極的な先行投資に伴う費用増があったものの、増収により吸収することで営業利益も増益基調を継続してきた。ただし、2015年1月期は円安の影響や政策的な一過性費用等により減益となっている。
財務面では、積極的な投資活動により、投資キャッシュフローが営業キャッシュフローを上回る状態が継続してきたことから、2012年1月期には有利子負債の増加による自己資本比率の低下が見られたものの、2013年1月期と2014年1月期に続けて公募増資等を行ったことにより、現在の自己資本比率は45%を超える水準を確保している。また、資本効率を示す自己資本利益率は7%~8%の水準で推移してきたが、2015年1月期は減益となったことにより4.4%の水準に低下した。なお、過去3年間における投資金額は約29億円に上り、工場設備関連に約12億円、販売設備関連に約7.5億円、システム投資に約5.5億円などを投下してきた。特に、中国の生産能力の増強は、同社オリジナルの定番商品を世界各地に提供するグローバル展開を目指すうえで大きな前進と言える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
《FA》