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改ざんされたホームページに表示された、過激派組織「イスラム国」の黒い旗とみられるマーク(提供写真)
過激派組織「イスラム国」の黒い旗とみられるマークが一時、ホームページ(HP)に表示された問題。福岡市の団体や札幌市の観光会社のHPなどでも改ざんされるなど、被害は5都道県で確認されている。
サイトなどの作成ソフトの脆弱(ぜいじゃく)性が狙われた可能性があり、不正アクセスや業務妨害の疑いもある。警視庁は被害が確認された警察本部と連携し、発信源を調べている。
北海道の「ルスツリゾート」を運営する加森観光(札幌市)によると、8日正午前後に同リゾートの公式HPホームページが外部からの攻撃により、改ざんされた。ページの上部に黒い旗のようなマークが表示された。
旗とともに、赤い文字で「Hacked by Islamic State」(イスラム国によるハッキング)と書かれている。また、黒地に白抜きで「We Are Everywhere」(われわれはどこにでもいる)の文言もある。
加森観光は「お客さまの個人情報の流出はなく、攻撃されたページは本体サイトから切り離し、接続できなくした」としている。
福岡市にある団体のHPでは、「イスラム国」を示唆する文言が表示される改ざんが確認された。同市によると団体は、ゲームなどのコンテンツ産業を支援する市と民間で作る任意団体で、9日午前9時ごろ、市職員が改ざんを発見し、福岡県警に相談したという。11日夕現在も復旧作業中で、個人情報の流出は確認されていない。
このほか、カメラ用品販売会社「銀一」(東京都中央区)や都内のスポーツ用品販売会社のサイトでも被害が出ているという。