「復興もいよいよ新しい新たなステージに移りつつある。見守りや心のケアに対して、しっかりと予算面において、あるいはまた税制面において、金融面において、そうした支援に力を入れていきたい」(安倍首相)
安倍総理は、気仙沼市初の災害公営住宅を訪問し、住民らと意見交換をしました。住民からは、「10階建ての高さに慣れない高齢者もいる」、「使いづらいところもある」といった意見が出たのに対し、安倍総理は、「仮設住宅から生活が変わるので、新たなストレスも出てくるだろうから、心のケアを重視したい」と語りました。
Q.被災地の現状が伝わったと思いますか?
「どうでしょう。心の痛みとか(伝わったか)わからないですね。(総理が)胸の内を聞いたわけでもないし」(地元住民)
また、これに先立ち安倍総理は、国内最高水準の衛生管理が徹底していると言われる岩手県大船渡市の水産加工会社や魚市場を訪れ、水産業の復興状況を視察しました。(14日17:32)