政治そのほか速
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小笠原諸島周辺の日本領海内でサンゴを密漁したとして、外国人漁業規制法違反罪に問われた中国籍の漁船船長、許益忠被告(39)の判決が23日、横浜地裁であり、成川洋司裁判長は懲役1年6月、執行猶予5年、罰金400万円(求刑懲役1年6月、罰金400万円)を言い渡した。
成川裁判長は密漁について、「サンゴ漁関係者が積み重ねてきた(乱獲防止、資源保護の)努力を無にしかねず、重大かつ悪質」と指摘した。
公判には東京都小笠原村の森下一男村長が証人出廷し、「サンゴが採れなくなった」などと漁業被害や村民の不安を訴えていた。
地震大国ニッポンの建物を支えるゴムをご存じか。この20年間で普及し始めた救世主だ。だが残念なことに、国産で偽装が発覚した。
「許し難い」。全国にある55棟の免震装置に使われた「免震ゴム」計2052基中の性能データに偽装が発覚した東洋ゴム工業(大阪市)。信頼は揺らぎ、建物は一転して「違法建築物」となった。問題認識後も納入を続けていたとあって、国土交通省や業界関係者は怒り心頭だ。
免震ゴムとは、ゴムの特徴の柔らかさで横揺れを吸収する材料。鋼板とゴムを重ねた構造で、建物の揺れを4分の1程度に軽減できるという。
南海トラフ地震で被害が想定される静岡県御前崎市。この秋完成予定で、地域防災の拠点となる市消防庁舎は、問題の免震ゴムを計18基使っていた。事実上、工事は止まり、関係者は現地事務所で話し合いを続けている。市防災課長は憤る。
「東洋ゴムは謝罪に来ても今後の説明がない。11月の運用開始に向けて順調だったはずが、見通しが立たない。補償を含め責任をとってもらいたい」
被害は官公庁にとどまらない。国交省の発表によると、発覚したうち25棟はマンションなどの共同住宅だ。不動産価値への影響を配慮して非公表だが、ある関係者は「中には契約して間もないマンションもある。目立つのは東京や神奈川など首都圏のようだ」。別のゼネコン関係者は「安全設備に欠陥品なんてあり得ない」と吐き捨てる。
東洋ゴムによると、一部は基準の6割程度の性能しかない。偽装した元担当者は子会社の開発技術部に所属していた50代の男性社員で、理由について「営業からのプレッシャーがあった」とこぼしているという。
データの偽装といえば、2005年の「姉歯事件」では、建て直しにまで発展したが、今回はどうか。国交省関係者によると、「極めてたちが悪いが、倒壊の危険が高いわけではなく、即退去の必要はない」。構造設計の専門家も「設計条件によっては、大地震で建物が想定以上に大きく動いて損傷する可能性はあるが、影響は姉歯の時とは比較にならない」とする。
※AERA 2015年3月30日号より抜粋
安倍昭恵首相夫人が、3月14・15日、仙台で開催された「国連防災世界会議」に参加した。いくつかの関連シンポジウムで挨拶し、動き始めた若者にエールを送りつつ、自らも見直しを訴えたのだ。
◆昭恵夫人「若者たちのみずみずしい感性で未来が作られる」
14日は「世界防災ジュニア会議」で挨拶。主催は「減災産業振興会」。「株式会社グローパス」の高校生CEO仁禮(にれい)彩香さんが設立した一般社団法人だ。
昭恵夫人が仁禮さんを応援し、理事会メンバーに名を連ねていることから出席した。
減災防災のアイデア表彰式の後、昭恵夫人は「防潮堤ですべての津波から守ることができるのでしょうか。日本全国を壁で覆っていいのでしょうか」「環境と生態系が破壊され、海が見えなくなってしまいます。日本人は本来、自然とともに生きてきました」という問題提起を行った。
15日も昭恵夫人は、東北大学で開かれたシンポジウム「沿岸生態系を活用した防災と減災」に参加。最前列に座って、スマートフォンで写真を撮影しながら、専門家や小学生や高校生のプレゼンに耳を傾けていった。そして、次のように高く評価した。
「(仙台市宮城野区の)蒲生干潟を守りたい高校生と、『(気仙沼市)小泉の環境を守っていきたい』という小学生の発言があって、これからは『若者たちのみずみずしい感性によって、未来が作られていくのだな』ということを改めて感じました」(昭恵夫人)
中でも絶賛したのは、「仙台の高校生で考える防潮堤の会」の活動内容を紹介したプレゼンだった。
震災後、国の特別保護地区に指定されている「蒲生干潟」を横切るように防潮堤建設が計画されていることを知った地元高校生グループは「干潟を守りたい」との思いから調査活動をスタート。
専門家や行政担当者の意見を聞いたり、住民説明会に出席したり。景観配慮型の防潮堤が埋め込まれている「葛西臨海公園」(東京都)も視察し、干潟保全可能な「楽しい防潮堤第1案」を作成。そして住民説明会に出席して、その見直し案を説明した。
◆修正を繰り返した高校生の「防潮堤見直し案」が動き出す
しかし、見直し案に対しては地元住民らから問題点が指摘される。すると、その課題を解決しようと、さらに調査やヒアリングを続けて、見直し案に修正を加えていったこうしたサイクルを繰り返しながら、約1年をかけて完成したのが「第4案」だ。
そこには、干潟保全はもちろんのこと、避難方法を含めた防災機能や歴史遺産活用や観光振興策まで盛り込まれていた。…
政府は23日、東京電力福島第1原発事故の影響で、ほぼ全域が避難指示区域に指定されている福島県楢葉町に対し、解除に向けた準備段階に当たる長期宿泊を4月早々から3カ月間実施したい意向を伝えた。今後、町側と協議し、開始日や住民への伝達方法などを検討する。
茨城県古河市で中学2年生の男子生徒が行方不明になったとして、警察が公開捜査に乗り出しました。
行方不明になっているのは、茨城県古河市の中学2年生、鎌田泰成くん(14)です。警察などによりますと、鎌田くんは今月19日に中学校を出たあと、古河市内の洋服店で母親と一緒に買い物をしていましたが、その途中でいなくなったということです。
鎌田くんは身長160センチくらい、やせ形で、上下黒色の学生服姿で、白色の運動靴を履いていたということです。警察で情報提供を求めています。
茨城県警 古河警察署
0280-30-0110
(23日17:00)