政治そのほか速
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[リヤド 22日 ロイター] – サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相は22日、原油相場を下支えする役割を、石油輸出国機構(OPEC)が一手に引き受けることはしないとの見方を示した。リヤドで行われたエネルギー関連の会合で記者団に対し述べた。
同相は「状況は厳しい。われわれは会合を開いて、取り組んだ。OPECの役割だと(OPEC以外の国が)主張しているから失敗した。OPECが担う役割だという考え方を拒否する」と発言。
OPECの生産量が全体に占める割合は30%であるのに対してOPEC以外は70%だと指摘し、「価格を改善したいのであれば、誰もが協力すべき」と述べた。
ヌアイミ石油鉱物資源相は、同国の石油戦略に政治的な思惑が働いている可能性を改めて否定。「市場の安定を維持し、需給のバランスを取るという意向、市場が決定する価格を求める動きに同調している」と指摘した。
また、サウジの生産量は日量約1000万バレルだが、需要が高まれば増産するだけの生産力があるとも述べた。日量1250万バレルを上回る水準に生産能力を拡大する計画について問われ、「今のところ需要はなく、計画もない」と答えた。
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【バンコク=石田浩之】インド東部ビハール州の複数の学校で行われている進級試験で、保護者ぐるみの大規模なカンニングが発覚し、22日までに生徒約600人が退学処分となった。
試験は、前期の中等教育を終える生徒(日本の高校1年に相当)が対象で、17日から1週間の予定で行われている。合格しないと進学できないうえ、地元の役場に就職しようとする際にも影響するという。
地元テレビが19日、大勢の保護者が校舎の壁をよじ登って生徒に窓越しにカンニングペーパーを渡す映像を放送し、国内で批判が高まっていた。学校には監視役の警察官が配置されていたが、保護者を制止することはなかったといい、州政府は警察官を逮捕して賄賂の受け取りがなかったかなどを調べている。
【パリ共同】フランスの全国県議会議員選挙(2回投票制)の第1回投票が22日行われ、フランスメディアの集計では、得票率30%超との予測もあった極右、国民戦線(FN)が25%前後で2位にとどまり、昨年5月の欧州連合(EU)欧州議会選に続いて最多得票政党となる事態には至らなかった。
得票率トップはサルコジ前大統領が率いる保守系、国民運動連合(UMP)を中心とした政党連合で約30%。オランド大統領の与党、社会党を中心とした政党連合は約20%。
1月の連続テロ事件後初めての全国レベルの選挙。移民やイスラム教徒に厳しい政策を掲げるFNが得票率を伸ばすとみられていた。
中国浙江省紹興市の日本料理店で、寿司などの食材がずさんに管理されている実態が明らかになったことを受け、同省杭州市で富陽区内の寿司店を緊急調査した結果、10店舗中7店舗が不合格だった。20日付で銭江晩報が伝えた。
富陽区の市場監管局が市内にある寿司店10店舗を緊急に調査した結果、うち5店舗に無許可営業の疑いが発覚し、2店舗でサーモンなどの刺身を無許可で客に提供していた。営業許可証を有していた5店舗のうち2店舗でも、フルーツや刺身などの加工を別の食材と同じ作業場で行っていた。調理担当者が専用の作業着や帽子、マスクを着用せず、手洗いや消毒が徹底されていない店舗も見受けられたという。
同局は「寿司の良し悪しは目で見ただけでは判断できない。店の許可証を確認してほしい。飲食サービス許可証に『寿司』や『生食の海産物』などの文言が含まれているかどうか」としたほか、「寿司を食べて胃腸に異常を感じるなどの症状が出た場合は、速やかに食べるのを止めて近くの病院で診察を受けてほしい」と呼び掛けた。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
2015年3月20日、参考消息網は記事「中国軍がハッキングに関与か、FBIが調査を開始―海外メディア」を掲載した。
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19日付英紙フィナンシャル・タイムズによると、レジストラ(インターネットドメイン登録企業)レジスター・ドットコムが過去1年間にわたり複数回のサイバー攻撃を受け、サイトや従業員のパスワードが流出していたことが明らかになった。レジスター・ドットコムは顧客に対して公表はしていないが、米連邦捜査局(FBI)にはすでに報告されているという。
パスワードは流出したものの、このハッキングを原因とした顧客データの盗難やサービスの障害は起きていない。つまりハッカーの狙いは金銭面にはない。この状況そのものが中国軍が関与した状況証拠だと捜査スタッフは指摘している。中国軍の狙いは不明だが、インターネット・インフラを破壊する能力を獲得するためではないかと捜査スタッフは推測している。(翻訳・編集/増田聡太郎)