政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
県は今年度、無料で使える公衆無線LAN(構内情報通信網)を新たに設置するホテルや観光施設に対し、補助金を出し、設置箇所を400か所程度増やすことを目指す。外国人の観光客が増える中、訪日外国人から公衆無線LANの環境整備を求める声が上がっていることを受けた措置だ。
補助対象は、ホテルや旅館の宿泊施設や博物館などの観光施設。1基あたり、無線LAN機器の購入費や設置費に対し、上限2万5000円を補助する。予算額は計1000万円で、県は400か所程度の設置を見込んでいる。
ホテルなどに公衆無線LANが設置されると、外国人観光客は、スマホやタブレット端末を使って、観光スポットを検索したり、地元で評判のレストランを見つけたりすることができる。また、自分が訪れた観光地の感想をネット上に発信することもできる。
日本政府観光局によると、訪日外国人旅行者はアジア地域を中心に増え続け、2014年は過去最高の1341万人に達した。ただ、海外に比べ、日本では公衆無線LANの設置箇所が少なく、観光庁が外国人旅行者に対して行ったアンケート調査では、設置を求める多くの声が寄せられていた。
県内の公衆無線LANのアクセスポイントは昨年12月時点で、約2000か所あるという。県国際観光コンベンション課は「外国人の観光客が自由にネットに接続できる場所を増やし、愛知の情報を発信してもらえたら」と期待している。補助金の申請は5月29日まで。問い合わせは同課(052・954・6378)。
群衆の写真などで注目を集める写真家・刑部(おさかべ)信人さん(30)(東京都)の花火をテーマにした新作写真を紹介する企画展「花火」が、フォイル・ギャラリー(上京区)で開かれている。
刑部さんは東京工芸大を卒業後、広告制作会社に勤務する傍ら、写真を撮り続け、2010年度には新人写真家の登竜門とされる「キヤノン写真新世紀」で佳作に選ばれた。
今回は、夜空を彩る花火を手持ちカメラで撮影。12年から東京を中心に関東地方の花火大会をカメラに収めており、このうち26点を出展した。花火は紫や赤、青などの細やかな線として写り、うねったり、広がったりと様々な姿を見せる。
刑部さんは「画像の加工技術が浸透しているが、写真が光の芸術ということを感じてもらえたら」と話している。5月3日までで、入場料300円(中学生以下無料)。問い合わせは同ギャラリー(075・451・6162)。
大阪市港区の天保山マーケットプレースに23日開業する子供向け屋内アトラクション施設「レゴランド・ディスカバリー・センター大阪」が21日、報道陣に公開された。ブロック玩具「レゴ」で作った大阪近郊の建造物約20点に、招待された地元の幼稚園児らが「どうやって作ったのかな」と大喜びしていた。
通天閣や道頓堀などのおなじみのスポットがずらり。最多の約4万9000個を使ったあべのハルカス(高さ291センチ)や、大屋根が特徴のJR大阪駅が目を引いていた。数分おきに夜景にも切り替わる。
施設は、マーリン・エンターテイメンツ・ジャパン(東京)が運営し、入場料(当日)は、大人(13歳以上)2500円、子供(3~12歳)2000円。レゴ体験教室やカート乗車型の冒険アトラクションなどのほか、カフェもある。
◇大津で花フェスタ開幕
大津市由美浜の大津湖岸なぎさ公園サンシャインビーチで18日、「おおつ花フェスタ2015・春の緑化フェア」が始まり、多くの園芸ファンや家族連れらでにぎわった。19日まで。
市と市公園緑地協会が、市民に花と緑に親しんでもらおうと、春と秋に開催。花の苗や鉢植えを販売する専門店や個人店など約50店舗が出店した。
会場にはパンジー、マリーゴールド、ナデシコなどが並び、赤、黄、紫といった鮮やかな色合いで飾った。この日は6000人以上が訪れ、寄せ植えを学べるガーデニング教室や、森林ボランティア団体などを支援する「緑の募金」への寄付活動も行われた。
大津市里の主婦田中晴子さん(76)は「色々な花があって目移りしそう」と熱心に花を選んでいた。
19日は午前10時~午後3時、花の苗のオークションや無料配布、くじの抽選会などがある。
(猪股和也)
加西市出身のイラストレーターで絵本作家の永田萠さんの作品約90点を紹介する特別展「永田萠 夢みるチカラ展」(読売新聞姫路支局など後援)が18日、姫路市山野井町の姫路文学館で始まった。6月7日まで。
永田さんは、豊かな色彩と想像力で「花と妖精」の世界を描き、国内外で高く評価されている。中学・高校の6年間を姫路で過ごした。
会場では、「播磨国風土記」に登場する神々などを想像力豊かに描いた作品のほか、桜の枝の上で神楽を奏でる妖精、聖書などの絵本の原画が並ぶ。永田さんが挿絵を担当した絵本約60点も紹介している。
永田さんは「想像力を育む幸せな子ども時代を過ごした姫路で特別展が開催できて光栄です。多くの人に作品を見てほしい」と話す。
午前10時~午後5時。休館日は月曜日(4月27日と5月4日を除く)と5月7日。観覧料は一般500円、大学・高校生300円、小中学生200円。問い合わせは同館(079・293・8228)へ。