政治そのほか速
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神戸市立須磨海浜水族園は10日、イルカショーで活躍したバンドウイルカ「アイ」(雌、推定13歳)=写真=が9日に死んだと発表した。
同水族園によると、アイは和歌山県太地町沖で捕獲され、2006年に来園した。07年にイルカショーでデビューして以降、時折、舌を出す愛らしいしぐさで観客を沸かせていた。
昨年末頃から異変がみられ、獣医師が抗生物質の投与や点滴などの治療を続けてきた。園内には献花台が設置されるという。
◇東大寺本坊 ふすま絵公開
奈良市の東大寺本坊で10日、日本画家・小泉淳作さんが描いたふすま絵などの一般公開が始まった。
ふすま絵は2010年に光明皇后の1250年御遠忌(ごおんき)に合わせて奉納されたもので、「吉野の桜」(高さ約2メートル、幅約5.7メートル)など40面。そのほか秋田市の金属工芸家・林美光さんが制作、奉納した、金や銀などを重ねて木目模様を描く伝統技法「金銀銅杢目金(もくめがね)」の香炉も初公開している。
筒井寛昭(かんしょう)別当は「外の桜は散ってしまったが、ふすま絵の桜は満開。ぜひ楽しんでほしい」と話している。
12日まで。午前10時~午後5時。拝観料は中学生以上1000円、小学生以下無料。問い合わせは同寺(0742・22・5511)。
統一地方選前半の県議選(定数102)と名古屋市議選(同75)は12日に投開票されるが、県議選は無投票となった20選挙区の30人を除く125人、市議選は136人が激しい選挙戦を繰り広げている。主要政党が攻勢を強める中、前回2011年、既成政党との対決姿勢を鮮明にして躍進した地域政党・減税日本がどこまで踏みとどまれるかなどに関心が集まっている。
■県議選
焦点の一つは、60人を擁立した自民党が過半数を獲得できるかだ。無投票当選した18人が他候補の応援に駆け付けるなど、国政での「自民1強」を背景に攻めの選挙戦を展開している。
40人が出馬した民主党は9人が無投票。前回9議席を減らしたことから、議席回復を最大の目標に労組票や支持組織固めに余念がない。
維新の党は12人を立て、昨年末の衆院選での勢いを議席獲得につなげようと必死だ。自民党や民主党の地盤に割り込み、無党派層へも支持を呼びかけている。
6人を立てた公明党は1人が無投票当選。党組織の引き締めで全員の当選を目指している。
12年ぶりの議席獲得を狙う共産党は11人中4人以上の当選が目標。オール与党体制の県政批判や反原発などを掲げ、衆院選での躍進の流れを引き寄せたい考えだ。
前回、大村秀章知事が率いる日本一愛知の会が24人、河村たかし名古屋市長が代表を務める減税日本が19人を擁立し、既成政党との対決姿勢を鮮明にした地域政党。今回は日本一愛知が公認候補の擁立を見送り、減税日本の4人が議席を維持できるかが注目される。
生活の党1人、次世代の党2人、前回、日本一愛知や減税で立候補するなどした無所属19人(うち2人は無投票当選)の動向も大きな焦点だ。
甲賀市信楽町畑で、樹齢400年以上とされる「畑のしだれ桜」が見頃となり、観光客の目を楽しませている。
平家が滅亡して都からこの地まで落ち延びた際、都をしのんで植えたと言われ、別名「都しだれ」とも呼ばれている。
高さ約12メートルで、幹の根元から2本に分かれて枝が大きく広がり、ゆったりと垂らした枝先まで、薄いピンクの花が咲き誇っている。
問い合わせは信楽町観光協会(0748・82・2345)へ。
桑名市桑名の国重要文化財「六華苑(ろっかえん)」で10日、入苑者が1993年の一般公開以来、100万人に達した。
記念の入苑者となったのは、いなべ市のコンピュータープログラマー位田晴美さん(46)。東京から遊びに来た友達と観光に訪れたという。伊藤徳宇(なるたか)市長から花束や「桑名の千羽鶴」などをプレゼントされた位田さんは、「びっくりしました。ここは10年ほど前に一度訪れたことがあり、建物の保存状態がよくてきれいなところが気に入っている」とうれしそうに話した。
六華苑は、実業家・2代目諸戸清六の邸宅として13年に完成した。鹿鳴館の設計で有名なイギリス人建築家ジョサイア・コンドルが手がけた木造2階建ての洋館、和館や蔵、池泉回遊式庭園などがあり、庭園は国の名勝に指定されている。