政治そのほか速
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雪解けが進んで、白から茶色へとすっかり様変わりした北海道有数の稲作地帯・深川市の田畑では、落ち穂をついばむ多くのハクチョウの姿が見られる。
ハクチョウは北帰行の途中で、夜は川や沼で過ごし、早朝から隊列を組んで田畑に舞い降り、くちばしで地面をつついてエサを食べ、空腹を満たす。場所によっては数百羽ものハクチョウがひしめき合う光景は壮観だ。ゆっくりと羽を休め、体力を蓄えたハクチョウたちは、間もなくシベリアへと旅立つ。
12日投開票の愛知県議選と名古屋市議選の投票啓発の一環として、同市選管は9日、名古屋駅前の巨大マネキン「ナナちゃん人形」の原寸大の胸像をトラックに載せて市内を回り、投票を呼びかけた。
市が所有しているもので、高さ2・7メートル。ピンク色の法被姿で同市の名城大天白キャンパスに現れると、学生らが驚きながら写真を撮っていた。投票率が低迷する若い世代に関心を持ってもらう狙いで、10、11日も市内の大学や繁華街を回る。
イノシシやシカなどの野生鳥獣による農作物などの被害を減らそうと、県は今月から、県内10の農林事務所に鳥獣被害対策にあたる専門指導員と広域指導員計10人を配置した。2017年度末までの3年間、市町村などと連携して各地域の対策を支援する。
指導員は公募で選ばれた県や市町村の職員OBらが就任。専門指導員9人、広域指導員1人で、広域指導員は、郡上農林事務所に配置され、県全体の対策の指導も行う。
県によると、13年度の野生鳥獣による農作物被害は約4億7000万円。重点地区でわなを設置するモデル事業を行うなど対策を講じているものの、ピークの10年度(約4億8000万円)と、ほぼ変わらない。一方、14年度の調査では、集落ぐるみの鳥獣被害対策をしていない農業集落は県内に1196あり、被害を受けている集落の52%に上った。
指導員は、被害や対策の実施状況を調査したり、住民参加で対策プランを作ったりして、3年間で全ての集落で対策を講じることを目指す。
8日には、岐阜大学で指導員らへの研修と、ユニホームとなるオレンジ色のベストの授与式が行われ、県鳥獣害対策室の土屋智裕室長は、「集落との連携を密にして進めてほしい」と話した。
ライトに照らされ、水面に映る幻想的な「逆さ桜」で知られる岐阜県下呂市和佐の「苗代(なわしろ)桜」(県天然記念物)が見頃を迎え、訪れた観光客らを魅了している。
苗代桜は、樹齢約400年で、樹高25メートルと30メートルの姉妹桜。昔、村人たちが桜の開花を待って、苗代の準備を始めたことが名前の由来になったという。
今年の開花は、例年より1週間ほど早いという。6日夜からライトアップが始まり、一気に見頃を迎えた。ライトアップは16日までの予定で、午後6時半から同9時半まで。
足羽山に続く愛宕(あたご)坂(福井市足羽)の足元を和ろうそくの薄明かりで照らす「愛宕坂灯(あかり)の回廊」(午後6時30分~9時30分)が始まり、桜も堪能できる夜道に彩りを添えている。19日まで。
福井市が毎年春と秋に実施。愛宕坂は全長165メートルで、同山で採掘された「笏谷(しゃくだに)石」製の階段145段にあんどん140基を並べてライトアップしており、毎年約8000人が訪れる。
夕闇に淡いオレンジの炎が揺れる幻想的な光景に、家族連れやカップルらが散策や写真撮影を楽しんでいた。家族で初めて訪れたという同市足羽小2年、上阪空之介君(8)は「奇麗で、お星様みたい」と笑顔を見せていた。