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「恋人がほしい、結婚もしたい、だけど出会いがない!!」という人も多いのではないだろうか。「どこに出会いがあるかわからない」なんて人は言うけれど……。今回はマイナビニュース会員の男女300人に、驚きの出会いから結婚に至ったカップルについて聞いてみた。
Q.身近に驚きの出会いから結婚に至ったカップルはいますか?
はい 9.7%
いいえ 90.3%
Q.(「はい」と回答した人にお聞きします)それはどんな出会い~結婚ですか? そのカップルをどう思いますか?
ナンパ
・「コンビニでナンパされてそのまま結婚した」(23歳女性/神奈川県/情報・IT/技術職)
・「コンビニでナンパされて、そのまま付き合うようになって……という会社の先輩」(36歳男性/東京都/機械・精密機器/営業職)
・「居酒屋でのいわゆるナンパ。しかもそれが兄夫婦」(27歳女性/東京都/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
趣味を通して
・「ライブのチケットをネットで売ってもらって意気投合し結婚。素敵な出会いだと思う」(28歳女性/群馬県/金融・証券/営業職)
・「コミケの会場で出会い意気投合し、そのまま結婚までいった友達がいる。出会いの場所が場所だけに趣味も同じで、末永く仲良くいられると思う」(43歳男性/東京都/機械・精密機器/技術職)
旅先で
・「旅先で出会って再会して結婚」(35歳女性/東京都/医薬品・化粧品/専門職)
・「異国で出会う」(29歳女性/東京都/機械・精密機器/営業職)
・「旅行のツアーに参加して意気投合していた。共通の趣味などかありそうだからずっと仲良くできそう」(32歳男性/京都府/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「真冬に知り合いの山小屋へ連れて行った友人、他の知り合いがつれてきた子と気がつかないうちに雪降る外へ出てしばらく帰ってこなかった!? 帰りに友人は彼女を送って別に帰ると言い出し、数週間後友人宅へ行ってみたら結婚したという」(50歳以上男性/栃木県/情報・IT/クリエイティブ職)
交通事故で
・「交通事故で知り合い、結婚した」(23歳女性/東京都/その他/事務系専門職)
・「自転車でハネて知り合い、看病しているうちにくっついたカップル」(32歳男性/東京都/電機/技術職)
ネットで
・「SNS。いろいろあっていい」(28歳男性/千葉県/医療・福祉/事務系専門職)
・「mixiで近くに住んでいたので出会い結婚する」(25歳男性/東京都/情報・IT/技術職)
・「出会い系、ワンクリックで知り合いすぐ結婚」(28歳男性/千葉県/自動車関連/技術職)
その他
・「同窓会で再会したのをきっかけに結婚したという友人がいる。結婚後5、6年経つが、うまく行っているようでよかったと思う」(30歳男性/山口県/その他/専門職)
・「子供時代に付き合っていて結婚すると約束していた人同士が本当に結婚していた」(29歳男性/徳島県/機械・精密機器/技術職)
・「隣人。積極的に出会いを求めるのは良い。素敵なカップル」(34歳男性/埼玉県/商社・卸/営業職)
・「突然の雨の日の傘の貸し借り」(28歳男性/東京都/学校・教育関連/事務系専門職)
・「友人の結婚式の受付をやって、1カ月後には結婚の約束をしていた」(50歳以上男性/神奈川県/電機/技術職)
・「道を尋ねられ、名刺の裏に地図を書いたら後日電話があり付き合うことになって結婚した。すごいと思う」(31歳男性/東京都/運輸・倉庫/技術職)
・「学校の先生と結婚した友人がいます。初恋の人と結婚できて良いなと思いました」(31歳女性/広島県/ソフトウェア/事務系専門職)
・「お互いの父親が大学の友人で同窓会で久しぶりに再会してお互いの子どもが独身ということでお互いの父、母、子供の6人で食事会を設けたところ、子供同士が意気投合して付き合いそのまま結婚した」(28歳女性/東京都/運輸・倉庫/秘書・アシスタント職)
・「いちご畑で出会った」(31歳女性/宮城県/不動産/事務系専門職)
アンケートの回答を見ていくと、「ナンパ」や「趣味を通して」「旅先で」「交通事故で」「ネットで」といったもので出会ったカップルがいるようだ。
そのほか回答にあったのは、「同窓会で再会」「隣人」「突然の雨の日の傘の貸し借り」「結婚式の受付」「道を尋ねられ」「学校の先生と」「父親同士の紹介で」「いちご畑で」など。ドラマや漫画のような出会いが現実に起こっている……! やはり、「どこに出会いがあるかわからない」は本当のよう。日頃から出会いに備えたいものだ。
調査時期: 2015年3月13日~18日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 300人(男性150人、女性150人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート
※写真と本文は関係ありません
Q.妻と生活する上で合わないと思うことはありますか?
俺は夕食後はテレビ見てお酒を飲んだりしてゆっくり過ごしたいのに、妻は急いでお風呂に入って体操してマッサージして、さっさと布団に入りたがる。美容のためっていうけど、なんだかくつろげない……。今回はマイナビニュース会員のうち既婚男性125名に、妻と生活する上で合わないと思うことはあるか聞いてみた。
Q.妻と生活する上で合わないと思うことはありますか?
はい 30.4%
いいえ 69.6%
Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)それはどうしてですか? どんなところが合わないですか?
■生活スタイルの違い
・「生活のパターンが違うときにそう思う」(48歳男性/ソフトウェア/経営・コンサルタント系)
・「寝るタイミング」(28歳男性/医療・福祉/事務系専門職)
・「寝る時間、自分は大体定時刻で寝るのに対し、妻の寝る時間はいつもバラバラ、9時の時もあれば、深夜2次の時もある」(33歳男性/情報・IT/技術職)
・「寝る時間と起きる時間がどうしてもあわない」(28歳男性/金融・証券/専門職)
・「朝食の時間」(43歳男性/電機/技術職)
■趣味や好みが違う
・「料理の味付けが合わない」(49歳男性/通信/事務系専門職)
・「朝食がパンばかりなこと」(31歳男性/商社・卸/事務系専門職)
・「洋食が多い」(37歳男性/自動車関連/技術職)
・「テレビや映画の好み」(43歳男性/建設・土木/営業職)
・「趣味を理解してくれないこと」(50歳以上男性/金融・証券/専門職)
■家の中のあれこれ
・「潔癖症的なところ」(46歳男性/医療・福祉/専門職)
・「妻が几帳面」(34歳男性/自動車関連/技術職)
・「掃除の仕方」(48歳男性/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「電気のコンセントを抜くなどちょっとしたところが気になるようで合わない」(28歳男性/建設・土木/技術職)
・「ドアが少し開いたままなど、もう少しきちんと仕事をしてほしい」(42歳男性/商社・卸/営業職)
・「バスタオルを使いたい」(28歳男性/自動車関連/技術職)
■お金にまつわること
・「金銭感覚」(33歳男性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「お金をあまり必要とは思えないことに使う」(44歳男性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「浪費家」(48歳男性/電機/技術職)
■その他
・「話の途中で、何の断りもなく、いきなり話題を変えることが自分には信じられない」(49歳男性/自動車関連/事務系専門職)
・「女は感情的」(50歳以上男性/電機/技術職)
■総評
アンケートでは、約3割の男性が「妻と生活する上で合わないと思うことがある」と回答した。育った環境も性別も違う2人が一緒に生活するのだから、不一致が出るのは仕方ない気もする。男性からも「血がつながっていないので仕方がない」「多少はあるがすり合わせている」と諦めの声も挙がっていた。
「合わないこと」で一番多かった回答は、生活パターンの違いだった。特に、就寝時間の違いが気になる人が多いようで、毎日定時に寝る習慣がある人からすると、不規則な人が耐えられないようだ。寝る時間がバラバラだと、当然、朝起きる時間や朝ごはんの時間もズレてしまうわけで、どんどん規則正しい生活が送れなくなり、不満そうな男性もいた。
食事の味つけや好みなども毎日のことだから大問題になる。「朝食はご飯」派からするとパンばかりは苦しそうだ。また、和食派なのに妻が洋食ばかり作るといった声もあった。女性がきれい好きすぎて細かい人だと、家の中のルールを夫にも徹底するようで、「バスタオルを使わせてもらえない」「電気のコンセントを抜かないと注意される」など、苦労している様子が見られた。反対に「ドアをきちんと閉めない」と、だらしない妻を嘆く几帳面な男性もいた。
お金の使い方や感覚は、どれが正解ということもなく、常識も育った環境によって異なってくるため、結婚して「合わない」と思うことのひとつだ。締まり屋の男性からは「お金をあまり必要とは思えないことに使う」なんて声も寄せられた。生活上のズレや違いは互いに少しずつ歩み寄るしかないが、男性は特に、自分の母親であるお姑さんを引き合いに出して、お嫁さんと比較してしまいがち。大ゲンカに発展する恐れもある”地雷”なので、その話題を出す際には十分に気をつけてほしい。
調査時期: 2015年2月13日~2015年2月23日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性125名
調査方法: インターネットログイン式アンケート
※写真と本文は関係ありません
こんにちは。
恵比寿の女性専門カウンセリングルームfour-heart-cloverカウンセラーの荻です。
本サイトで見る!
『AM』でコラムを連載させていただいて数ヶ月経つのですが、色んな感想をお伺いし、とてもうれしく思います。
中には、このコラムを読んで「デートDVの彼氏と別れる決心がついた!」なんてコメントも。
デートDVってすごく幅広くて、あくまでもこんなこともデートDVにも入るよということであって、本来はその恋愛自体がお互いに苦しいか苦しくないか、そこが一番重要な事だと思う。
連絡する数が多いと必ずデートDVということではなくて、お互いが尊重出来ているかどうか?
そんなことを考えるキッカケにしてくれたらとってもうれしいです♪
今回は『束縛がひどい』について書かせていただこうと思います。
■暗黙のルールを振りかざしずぎるとデートDVへ
『束縛』って、もう言葉自体で結構重いですよね。
だって、『束』で『縛る』って書きますからね。
『束縛』ってあまり良いものではないと言う印象は広く知られていると思います。
ただ、『束縛』と『恋愛』ってとても難しいところがあって、線引きはなかなかできないために苦しむ人がとても多いと思います。そんな人達がこれを読んで何か考える機会となってくれたらいいなと思います。
恋愛とは基本的には1対1で信頼関係を持って成り立つものだと思う。
その二人の関係はとても近いものがあるし、誰よりもたくさんの時間を過ごす人もいるだろうし、たくさん連絡を取り合う人もいるでしょう。
そして、隠しごと、嘘はなしというような暗黙のルールがあることも多い。
確かに、隠しごとや嘘は恋愛関係の中でない方が心地がいいでしょうね。
そして、恋愛の中にはある程度恋人を尊重したり、優先したりするということも多いと思います。
こういった何となくの暗黙のルールは恋人関係の二人にはきっとあるだろうし、あっても良いと思います。
しかし、このルールを振りかざしすぎて、相手の、またお互いの全ての自由を奪うような行為になってしまうというのが『束縛』であり「デートDV」になってしまうのです。
では、デートDVの中の『束縛』にはどのようなことが含まれるか4つの例から探っていきます。
■例1:自分の予定は必ず恋人に報告、許可を得ないといけない
これも、「今日、○○ちゃんとご飯に行って来るんだ」「へぇ、楽しんできてね」で済むような会話であるならば、問題は無いのですが、「今日○○ちゃんとご飯に行ってもいいですか?」 と許可を得ないといけない関係性の場合、その恋人との関係に疑問を持って欲しいです。
また、彼氏が「行ってもいいけど必ず●時までに帰宅してその証拠を教えろ」などと言うのも恋人との関係とはちょっと違うような気がします。
聞いた話によると、彼氏以外の人と出掛ける時は電車に乗る時間、最寄り駅に着く時間、そこから家に着く時間を全て報告させられていたという方や、そこにいた証拠に電車の時計などの写メを毎回メールさせられているなんて人もいらっしゃいました。
一緒に住んでいるならば、「●時ぐらいに帰るね」なんてやり取りがあっても良いと思いますが、「駅に●分に着いたのに、何でまだ家に着いてないんだ!」と怒られたりするのはどこか疑問を持ちます。
自由にコンビニや本屋、カフェにも立ち寄れないというのは、これはデートDVに値する束縛になっていると思います。
■例2:異性と話すことを禁止される
これはデートDVの人には結構多い傾向ではないかと思います。
もちろん恋人が異性と楽しそうにしていたら誰でも多少は気になります。
しかし、仕事先の同僚、先輩、上司、学校のクラスメイト、サークルの人、バイト先の人、幼馴染、同級生、学校の先生、店員…。 異性ではあるけれど、その人と何か下心がある訳ではない人や、友達や会社の人など、話すなと言われても難しい人、また異性ではあるけれど友人として大切な人などもいると思います。
デートDVでは、そういう人と話すこと、連絡を取ることを一切禁止されるということがあります。
実際に同じ職場や同じ学校などでのデートDVは「今日お前●●と話していただろ」と怒られたり、怒鳴られたりしてしまう。 さらに「お前はどんだけ男好きなんだ」のような言葉で相手を批判してくることもとても多いようです。
■例3:メール返信への強要
メールなどの返信ってできる時とできない時があると思います。
また、四六時中忙しい訳ではないが、なんとなく返さないということだってあっていいと思う。
しかし、デートDVの人と付き合っている場合、メールの返信が絶対と強要されることが多いです。
人によっては、「メールの返信はいかなる時でも●分以内」なんて時間制限を付けられているそうです。それが、仕事中であれ、夜中であれ、そんなことは関係ない。
確かに恋人からメールの返信がないのは寂しいことかもしれない。
しかし、返信を強要させられたら、恋人とのやり取りが楽しいというより、苦しくなってしまうと思います。
■例4:「約束」というルールが多い
束縛を伴う人との恋愛には「約束」となる二人の中のルールがどんどん増えていくことがよくあります。
これは、何かケンカをしたら「これからは、これが約束だから」となっていく流れが原因となっているように思います。
恋人が服装、外出、異性との会話、連絡事項、自分のスケジュール、友人関係、何かしらで気に入らないことがあって怒ってしまい、それでケンカになる。
そうすると、仲直りをしたいがあまりに「約束して」と言われて、深く考えずに「わかった」と言ってしまう。
しかし、この「わかった」が自分の首を絞めることになっていってしまう。
「約束」という言葉は少し怖いなと思っていても、その内容がどんなに理不尽だと分かっていあっても、一度「約束」となってしまうと、その約束を破ったら自動的に「約束を破った=悪い」という空気になる。
「そんな約束って…」と思うような内容でも「お前が約束を破った!」ということでこちらが悪者であり、反省し、謝罪を強要される。 さらにはこの反省の強要の中に新しい「約束」が追加されたりする。
こうやって、二人の中に「約束」という名のルールがどんどん増えていき、自由を奪われていくのです。
■束縛は愛ではない!
相手はそのままのあなたを受け入れてない
束縛には、挙げたらキリが無いほど他にもたくさんデートDVに入ることがありますが、ざっと挙げたのが一番多いパターンなんじゃないかなと思います。
恋愛の相談を受けていると、依存的な女性が「むしろ束縛されたい!」なんてコメントをする方がいます。その気持ちも分からなくはないです。 恋人がずっと自分のことを気にしてくれている。誰にも渡したくないと思うくらい愛してくれる。 そんなプラスなイメージを持ってしまう女性の気持ち、分からなくはないです。
しかし、束縛はそんな美しいものではないです。お互いの自由な行動も自由な発想も奪っていくものです。
「自分が自分ではなくなる」ということは「愛されているのは自分」という個性を持った人間ではなく、ただの恋人という名の対象物になってしまっていると思います。
恋人同士がお互いの価値観のズレを埋めていくために、少しずつ譲歩し合っていくことはあるでしょう。
しかし、全てを制限されてしまっては、それは愛されていることにはならないし、束縛さえできれば自分でなくてもいいのではないかという気持ちになってしまうと思います。
そして、束縛をするということは相手を信用していないということでもあります。
信用していないから、全ての行動を把握しておきたいという気持ちになり、信用してないからこそ、その行動の裏づけを強要するのだと思います。
「束縛」を「愛」だと思ってしまう人が多いと思います。
しかし、束縛には相手を個人として愛することが抜けている場合が多いですし、恋愛で一番大事な相手を信用するということが抜けている場合も多いのです。
皆さんもこの『束縛』について、一度考えてみてください。
恋愛ってお互い思いやることで、楽しい時間が増えるものだと思います。
苦しい恋愛をすることが多い人は、特に考えてみてください。
Text/荻尚子
「あまり心配させたくない……」
「迷惑をかけたくない……」
「面倒な女だと思われたくない……」
彼氏に、こういった感情を抱くことが多いあなた。要注意です。依存してはいけない……!と、思いすぎていませんか?
近ごろ、「依存」「束縛」といった言葉がとてもポピュラーになっています。その影響で、依存する彼女、束縛する彼女、つまり、俗に言う「メンヘラ」な、面倒くさい彼女にはなりたくない! という警戒心がとても強まってきているように感じます。
ですが、今付き合っている彼氏に依存してはいけない、と思いすぎて、苦しいことやつらいことをすぐに打ち明けようとしないのは、あまりいいこととは言えません。
ある知人は、長年一人の彼氏と付き合っていて、基本的には問題なく、仲良しカップルとして生活しています。ただ、彼女にはたった一つだけ問題があるのです。それは、「爆発してしまう」こと。
彼女は、彼を困らせたくない、彼に面倒だと嫌われた愛想を尽かされたくないという気持ちを強く持っています。そのせいで、少しつらいことや苦しいことがあったとしても、本来なら真っ先に相談したい彼氏になかなか言い出せないのだそう。
しかし、そうしてなかなか言い出せなかったつらいことが溜まってくると、ストレスがどんどん溜まり、溜まりすぎた結果ついつい爆発して、号泣してしまったり、取り乱してしまったりすることが多いのだとか。ずっと何も聞かされていなかった彼氏はどうして彼女が泣いているのか、取り乱しているのかわからない……。
これは、「依存したくない」「『メンヘラ』彼女にはなりたくない」という気持ちや警戒心が強い人には誰にでも起こりうる問題です。ではこの問題は、どうすれば解決できるのでしょうか。
実は、とっても簡単なこと。困らせたくない、と思いすぎずに、ストレスにつながりそうなつらいことは「相談」として小出しにしていけばいいのです。実際、そのくらいのことで彼女を嫌うような男性はほとんどいません。
むしろ、先ほどの彼女のように、ストレスを言わずに溜め込みすぎて、爆発してしまうことで彼氏を困らせるような結果になっては本末転倒。そちらの方が嫌われてしまう可能性が高まります。ですからそうならないように、つらいことは少しずつ相談や愚痴としてこぼしていきましょう。
彼氏には、少しくらい依存したって大丈夫。お互いつらいことをきちんと打ち明け合って、少しだけ依存し支え合っているカップルの方が、健康的で素敵ではないでしょうか。
(五百田達成)
【お知らせ】作家・心理カウンセラーの五百田 達成氏の最新刊「察しない男 説明しない女」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)が好評発売中!
理屈っぽくて、上下関係が大好きで、なめられたくないのが、男。感情的で、感覚的で、言わなくてもわかってほしいのが、女。男性と女性は、どうやったらうまくコミュニケーションを取ることができるか。ビジネスマンにも、パートナーともっと良好な関係を築きたい人にも役立つ、「伝え方」本の決定版!
婚活パーティなど、出会いの場の会話は緊張するもの。
会話の途中で沈黙すると、「なにか話さないと!」などとあせってしまいますよね。
でも、その“沈黙”を利用すれば、コミュニケーション上手になれます。
■自分自慢のトークは、不愉快な印象になることも!?
前回は、「やってはいけない自己紹介」についてお話ししました。
自己紹介というと、つい自分をアピールしなきゃなんて思ってしまいます。
私自身がそうでした。「素敵な人に思ってもらおう」という気持ちで、ぺらぺらアピールをしていました。
「自分の趣味はサーフィンで、週末は充実しています。仕事は営業で、成績はまあまあです」
仮にあなたに対して、このような自分自慢のアピールをしてくる人がいたらどうするでしょうか? 同じようなマリンスポーツをされている方以外は、聞きたいとも思わないでしょう。
このように、相手のニーズを満たしていないひとりよがりな自己PRは、相手にとって雑音です。それに「人は聴くより話す」ほうが好きです。だから、一方的に話す人は、かえって相手に対して、印象が悪くなってしまいます。
そこで、大切になってくるのが相手に話をさせて、まずは「聴く」ということです、パーティや飲み会の場面では、ライバルに負けないようにどんどん話そうと思ってしまうかもしれません。
私自身がそうでした。「聴く」という行為に対して、受け身の印象を持っていました。「モテる人は自己PR上手で、話さない人はモテない」という間違った認識を持っていました。
モテる人が自己PR上手というのは合っています。でも、一方的に話すのではなく、モテる人は「聴き上手」をアピールして、良い印象を与えているのです。男性はえてして、話を聴いてくれる女性を好みます。
■話しを聴くときは「うなずきと笑顔」がポイント
どうすればいいかというと、まずは「うなずき」や「相づち」を有効活用することです。
「うなずき」や「相づち」や「身振り(姿勢)」を活用すれば、「あなたの話を真剣に受け止めていますよ」ということを、全身で伝えられます。
心理学の「メラビアンの法則」によると、人が相手に与える影響の割合は、視覚情報が55%、声の大きさ、スピードなどの聴覚情報が38%、言葉の内容はたった7%といわれています。
ならば、視覚情報を大切にし、そこを武器にしましょう。私は普段研修やセミナーなど、人前で話すことが少なくありませんが、そんな時、一番うれしいのが「話を聴いているよ」という表情を出してくれる人です。私の話にうなずいてくれたり、笑顔で反応してくれたりする人がいると、それだけでうれしくなり、好感を持ちます。そうなのです。大切なのは「うなずきと笑顔」です。
実は初対面で相手と打ち解けるのが上手な人の多くは、雑学博士ではありません。和やかな感じを出す「うなずきと笑顔」上手なのです。よって、初対面の異性と会話をするときは、この2点に特に意識するといいと思います。「うなずきと笑顔」はそれだけで場を和ませる万能なコミュニケーションツールといえます。特に自分が口下手だと思っている方は、無理に話さず、この2点だけをやってください。
このように「うなずきと笑顔」をしていけば、たいていの人は自分からどんどん話をしてくれるようになります。
しかし、それでも沈黙が起きてしまい、話が止まってしまうこともあります。
沈黙に対抗するためには、次の2つのことを意識してください。
■沈黙を恐れない
まず1つめは、「沈黙を恐れない」です。
沈黙を恐れてしまうのは、それによって余計なことを考えてしまうからです。
「この人は何を考えてるんだろうか?」「自分の話が面白くないのでは?」「ひょっとして、嫌われてるのかも?」といったネガティブな考えがよぎります。
ですが、よく考えてみれば、相手も同様に感じているのではないでしょうか?
いらぬ心配はやめて、「沈黙なんてどうってことない!」と余裕を持ちましょう。
リラックスしているほうが、話も広がっていきます。
■相手の気持ちを察する
沈黙とは「相手があなたの言葉を味わい、かみしめている状態」であり、「相手が自身の考えをまとめている状態」です。そう考えると沈黙とは、相手がこれから心を開き、まさに話が深まっていく瞬間なのです。
したがって、無理に沈黙を破ろうとするのは、相手とのコミュニケーションを妨げてしまうことにもなりかねません。
また、緊張しているのはあなただけではありません。相手も同じです。沈黙が訪れたときこそ、「何を話そうか、いまはじっくり考えているのかもしれないな…」というふうに考えつつ、直前までの話を振り返り、そのときに相手がどのような心境にあったのかを察してください。相手の気持ちに敏感になるのです。
沈黙は恐れるものではありません。カップルでは仲が良くなればなるほど、沈黙をしています。むしろ、沈黙を利用するくらいが一番いいでしょう。
【第6回「恋のコミュ力UP!」ゼミまとめ】
“沈黙”であせってはダメ。
相手の話を聴くときは
「うなずきと笑顔」を忘れずに!
●著者プロフィール
吉田 幸弘(よしだ ゆきひろ)
リフレッシュコミュニケーションズ 代表。
上司向けコーチ、コミュニケーションデザイナー。飛び込み営業や異業種交流会などで初対面の人(およそ2万人)と接してきた経験をもとに、コミュニケーション術のセミナーや研修を行っている。モットーは、「自分が変われば、どんな相手も変わる」。
著書に『部下のやる気を引き出す 上司のちょっとした言い回し』(ダイヤモンド社)など。