政治そのほか速
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JRが発表したダイヤによると、かがやきは臨時列車で毎日1往復、春の大型連休中はさらに1日1往復が新高岡駅に停車するが、定期列車は停車しない。高橋市長は総会で、「今後も県西部が一体となって利用促進に努めていく」と述べ、新高岡駅の利用者数を積み上げたうえで、JRや国土交通省に定期列車化などを求めていく考えを示した。
総会では、地域住民が自ら誘客する「1人1客運動」と、自ら新幹線を使う「1人1乗車運動」などの利用促進策に取り組むことも決めた。同会は「新高岡―東京間最速2時間21分」「平面駐車場(256台)無料」などと記したチラシ(両面カラー・A4判)を県西部の約18万世帯全てに配布する。
物産展や旅行商品の提案も地域で連携して行い、新高岡駅を「飛越能の玄関口」としてアピールする方針だ。
「富山に来るのを楽しみにしていましたよ。それはね、食べ物!」
先ごろ出かけたライブで、アーティストの第一声に会場が沸いた。やはり富山といえばコメや魚がおいしいと期待されているのだろう。
そのおいしいコメと魚を堪能してもらおうと、県の観光課と県鮨(すし)商生活衛生同業組合が行っているキャンペーンが「富山湾鮨」だ。ネタの全てが富山湾の地魚で、シャリは県産米。1セット10貫に汁物が付き、3000円前後の価格設定だ。
回転寿司ならばともかく、目の前で握ってもらう鮨屋さんはなんだか緊張する……。そんなお鮨初心者の私でも、セットになっていれば安心だ。富山空港近くの「とと楽」(富山市新保)を訪れると、「これは予約特典の小鉢ね」と、店主の野上信一さんが先付と小鉢を差し出してくれた。参加店により内容は異なるが、富山湾鮨を前日までに予約しておくと小鉢やデザートなどが付くうれしい特典があるのだ。
「こっちから順にフクラギ、クルマダイ、アジ」。説明してくれたネタの一つが、カツオと聞いて驚いた。富山湾でカツオがとれるの? 「とれますよ。私らはデブなんて呼んでますが」と野上さん。これがもっちりとうまいのだ。とろりと甘いアマエビに、軍艦巻きのとろろ昆布が繊細な味わいを引き立てるシロエビ。「天然の生け簀(す)」と呼ばれる富山湾の豊かさを実感する。
年末までの限定企画として、富山湾鮨を注文した子供連れの家族客には「富山湾鮨オリジナルおりがみ」をプレゼント中だ。切手に続き、年賀状も販売されて話題の富山湾鮨。海の幸が勢ぞろいした折り紙も親子で楽しめそうだ。
正面から眺めて、あまりの美しさに思わずため息がこぼれた。左右対称の端正な洋風建築。ゲーブルと呼ばれる屋根飾りや、ギリシャ建築を思わせる正面玄関が気品を漂わせる。
南砺福野高校の巌浄閣は、1903年に建てられた旧県立農学校の校舎だ。改築にあたり、68年、本館部分が現在地へ移築され、当時の県知事により名付けられた。
「学校の創立功労者である島巌先生の浄財で建てられたという意味が込められている」。長年、同校の教壇に立ち、現在は同窓会事務局長を務める竹下宏子さんは、名前の由来をそう説明する。
現存する数少ない明治期の洋風学校建築であることが認められ、97年に国の重要文化財に指定された。その後、保存修理が行われ、美しい姿がよみがえった。現在、館内は資料展示室となっており、事前に予約すれば見学も可能だ。
分厚いしっくいの壁、あめ色に光る木の階段に時の重みを感じる。「このガラスも貴重なもの」と竹下さん。当時のガラスは手作りのため、気泡が入ったり、波打ったりしている。微妙なゆがみがまた味わい深い。
歴史あるこの校舎、最近ではアニメ作品の舞台にもなった。2013年春のアニメ企画展期間中には、5000人ものファンが訪れたという。
郷土の誇りであり、同校のシンボルでもある。「取り壊しの話は幾度も出たそうです」という竹下さんの言葉が耳に残る。この校舎を愛する人々の思いが、歴史遺産をいまに伝えたのだろう。
県警幹部によると、警視は2012年11月下旬、不動産管理業者が経営する風俗店で飲酒の接待を受けた。元社長からは09~13年に中元や歳暮を受け取っていた。2人の目的や警視との関係は明らかにしていない。捜査情報の漏えいは確認されていないという。
県警が風俗店の営業を規制する立場にあることなどから、警視の行為は不適切と判断し、処分した。
「平成の大合併」で東近江市が誕生して10周年を迎えた11日、同市青葉町の市立八日市文化芸術会館で記念式典が開かれた。近くの市立聖徳中グラウンドでは、若手経営者らが作った20畳敷きの大凧(だこ)を小学生ら約50人が揚げて祝った。
式典は、三日月知事や近隣市町の首長ら約500人が出席し、県立八日市高吹奏楽部の演奏で始まった。市制開始後の出来事を映像にまとめた「東近江市10年のあゆみ」が上映され、国道421号の「石榑(いしぐれ)トンネル」開通、名神高速道路の蒲生スマートインターチェンジ開設などを振り返った。
小椋正清市長はあいさつで「地域医療の充実や小中学校の耐震化などに取り組んできた。今後も合併の効果を生かし、『住み続けたいまち』を目指していきたい」と述べた。名誉市民や市の発展に尽力した個人・団体の表彰も行われた。
東近江市は2005年2月、旧八日市市と永源寺、五個荘、愛東、湖東の旧4町が合併して誕生。06年1月には能登川、蒲生の旧両町と合併し、現在の市域となった。(小宮宏祐)